保育士不足の今だからこそ、“自分に合う園や働き方”を選ぼう

こんにちは、スタイルクリエイト株式会社 採用担当の桑原です。
最近、ニュースで「保育士不足が深刻だ」ってよく耳にすることがありませんか?
厚生労働省の統計によると、令和7年(2025年)1月時点で保育士の有効求人倍率は全国平均で3.78倍となっており、全職種平均(約1.34倍)を大きく上回っています(※1)。

この数字は、保育士さんを必要としている園がたくさんあることを示しており、それだけ多くの選択肢の中から“自分に合う環境”を探せるチャンスでもあるということですね。
※1. 出典:厚生労働省「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」(2025年1月公表)
(掲載:子ども・子育て本部[子ども家庭庁]公式サイト)
なぜ保育士が不足しているのか
背景にはいくつかの要因があります。
- 共働き家庭の増加:保育需要は年々拡大
- 業務の多忙化:子どもの保育だけでなく、書類作業や行事準備など幅広い業務
- 待遇への不安:給与・労働時間・人間関係への課題
現場の保育士さんからは、
「子どもと向き合いたいのに、事務作業で時間が取られる」
「一人の負担が大きすぎて、毎日ギリギリで回している」
といった声も少なくありません。
潜在保育士さんと環境選びの大切さ
資格や経験はあるけれど保育の現場から離れている“潜在保育士”さんもけっこう多いんです。
実際、令和6年(2024年)11月時点の統計では、保育士の登録者が約179万人いるのに対し、現場で働いているのは約68万人にとどまっています。つまり、およそ111万人が潜在保育士として存在しているのです(※2)。

※2. 出典:子ども・子育て本部(子ども家庭庁)「保育士・保育の現場の魅力発信に関する取組について」(2024年11月公表)
「保育の仕事に戻りたいけど、ブランクがあって不安」
「園の雰囲気が分からなくて転職に踏み切れない」
そんな声をよく耳にします。
こうした方が安心して一歩を踏み出せるかどうかは、保育業界全体の未来にも大きく関わってきます。だからこそ、「園との相性」を見極めることが大切です。ミスマッチが起きてしまえば、保育士さんにも園にも負担になりますが、自分に合う環境を選ぶことができれば、子どもたちにとってもより良い保育につながりますよね。
スタイルクリエイトの取り組み
こうした課題を解決するために、スタイルクリエイトは、オープンポジション採用に力を入れたり、登録制保育士制度を作りました。
☑︎ オープンポジション採用
職種や仕事内容をあらかじめ限定せず、求職者が“自分に合う働き方”を選べます。
☑︎ 登録制保育士制度
保育士資格を活かして、保育園や保育園以外の場所でも短時間から柔軟に働けます。
また、からふる保育園では【保育士交流会】【採用説明会】【体験会】の3つのイベントを開催しています。
交流会
お菓子を食べながら、先輩保育士のリアルな声を直接聞けるイベントです。リラックスした空気感の中で話せるので、求人票だけでは分からない園の雰囲気や働き方を知ることができます。
体験会
実際に現場を体感して雰囲気を確かめられるイベントです。短時間の参加もできるので、無理なく現場をのぞけるのもポイントです。
説明会
園の特色や働き方を具体的に知れるイベントです。福利厚生やキャリアの流れなど、気になる制度面も丁寧にご説明します。
詳細はこちらから👇
イベントの日程や詳細・お申込みは以下のリンクよりご確認ください。
最後に
保育の現場をどう支えていくかは、子どもたちの未来をどう守っていくかにも直結しています。
そしてそのためには、保育士さん一人ひとりが安心して働ける環境を選び、力を発揮できることが欠かせません。
働き方や環境に迷ったり、不安を感じたりするのは決して特別なことではありません。むしろ、多くの保育士さんが同じように感じている現実があります。だからこそ「自分に合う場所をどう見つけていくか」を考えることが、これからの保育業界にとって大切なテーマになっていくのだと思います。
この記事が少しでも、そんなことを考えるきっかけになれば幸いです。
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