落ち葉や松ぼっくりと絵の具で楽しむ!身近な秋の自然に触れながら遊ぶスタンプアート
芸術の秋 材料集めから楽しむアート
2019年からANYTIME ARTISTのアートを取り入れている、当社運営のからふる保育園。秋は落ち葉やどんぐり、松ぼっくりといった材料を使って、この季節だからこそ楽しめるスタンプ遊びをします。お散歩や遊びに行ったときに、子どもたち自らが落ち葉を拾い集めるその過程も楽しめます。
落ち葉はなぜ落ちる?
ところで、秋になると落ち葉を見かけますが、「なぜ落ちるのか?」と聞かれたら上手く説明できますか?理科で習ったのに、大人になると忘れてしまうものですね。
紅葉した後に葉が枯れて落ちるのが「落葉樹」。葉っぱで光合成を行なって栄養を作ったり、呼吸を行なったり、根から吸い上げた水分を放出したりしているわけです。冬になると寒さや乾燥など厳しい環境に耐えなくてはならないので、その葉の働きに使うエネルギーの調整もしなければなりません。
冬に葉をつけたままだと、エネルギー不足で樹木全体が疲れてしまうため、「省エネ」のために自分で葉を落としているんです。
ちなみに、どんぐり(ブナの木)も秋冬に実を落としますが、松ぼっくりは一年中落ちています。
絵の具を使ってスタンプ遊び
まずは拾ってきた材料の素材をしっかり触って、観察してみましょう。観察が終わったら、絵の具を使ってアート遊びに移ります。
絵の具の色のバリエーションも豊かに揃え、自分が好きな色を選んで、スタンプ遊びスタート!今回は、色付きの画用紙を準備しました。絵の具の色と、画用紙の色の組み合わせによってもイメージが違います。
まずはお手本作り。葉っぱに絵の具をスポンジでぽんぽんと色を塗っています。みんなで真剣に観察しています。
どんぐりは押し付けたり、紙の上でころころ転がしても楽しそう。
落ち葉や松ぼっくりはスタンプとしてだけでなく、それ自体も作品になりました。もともとは全部ほぼ同じ色でしたが、個性あふれる可愛いオブジェになっていました。
四季を感じることは子どもたちにとって貴重な学びにもつながります。その季節にしか楽しめない遊び、家庭でも取り組んでみてくださいね。
からふる保育園
(福岡市内にて認可保育園、小規模保育園(認可園)、企業主導型保育園を運営しています)