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毎回席順決めで大変!なママに〜外出時に安心安全な子どもの席順とは?

「僕はこの席がいい!」「私はママの隣がいい!」

子どもが成長するにつれて、車の中や外食先のテーブルで、こんな風に子どもたちがせがんできて困ったママはいらっしゃいませんか。子どもの自我が芽生えてきて「自分はこうしたい!」と主張できるようになるのは喜ばしいことですが、外出先などでこれらを全て聞くわけにはいきません。

特にきょうだいが増えるとこの席決め争いは顕著になるのではないでしょうか。ママとしては下の子だけでなく上の子にもきちんと目と手が届く範囲に座らせたいもの……とはいえ、どう座らせるのが一番いいのか考えるのも面倒!な時もあります。

今回は、子どもが3人いる場合の「車」と「外食時」の席の決め方について、体験談を元に「安全でママが楽な席順」をお伝えします。お子さんが1人、2人のご家庭にも知ってほしい情報がありますので、ぜひ、参考にしてください。

車】年齢に応じて座席を変えていこう

子どもが3人に増えた時、多くの家庭でまず考えるのが「車の席順」です。

子どもがまだ2人のときには、2列目に2人の子どもをチャイルドシートに乗せればOKですが、少なくともチャイルドシートが必要な6歳未満の子どもを含めて3人になった時点で、3シーターの車が必要になるかと思います。その際、どのように座らせるのが一番良いのでしょうか。

子どもが助手席にいた方が、様子が見えて安心?

チャイルドシートが必要な6歳未満の子どもが3人の場合で、助手席に1人子どもを乗せたらいい、と思ったママもいらっしゃるでしょう。これは法律違反ではありませんが、実はとても危険な選択になることを知っていますか。

自動車保険を取り扱う保険会社のHPによると、助手席にチャイルドシートを設置していて、事故衝突時に助手席用のエアバックが作動してしまうと、エアバッグの膨張によって子どもがチャイルドシートと助手席の間に挟みこまれてしまい、子どもが大けがをする恐れがあるようです。

安全性を重視するには、後部座席に装着した方が良いとの記載がされていました。

参照:チューリッヒ保険会社HP https://www.zurich.co.jp/car/useful/column/mj-takane/10/

3人全員チャイルドシートが必要な場合の基本の席順

子ども3人が全員チャイルドシートが必要な場合、基本的には、運転席(通常右側)の後ろの席に、一番小さな子どもを乗せるようにしましょう。

運転席の後ろは、運転手がとっさに自分を守ろうと無意識にハンドルを切ることが多いため、座席が損傷されにくい、また、事故は左折より右折の事故件数が多いことから、車の右側の方が損傷しにくい(右側の方が当てられにくい)といわれているそうです。

子ども1人が6歳以上になった場合、3人の子どもの座席

あら?助手席に子どもがいますね。助手席にチャイルドシートは危険、と先ほど述べましたが、助手席の子ども①は、もうチャイルドシートを使わなくてもOKな年齢になった子どもです。(安全面を考慮して、ジュニアシートを利用することを推奨します。)

子どもが3人いると、ベビーカー、おむつ、着替え等の3人分の大量の荷物を常に載せ、買い物した袋や、公園に行く時の砂場セットなど、荷物はどんどん増えていきます。子どもが大きくなった時点で、助手席も利用し、後ろは荷物スペースに活用するのも検討してみましょう。

外食】ポイントは「親が末席に座る」こと!

外食時、2人席と4人席のお店が圧倒的に多いということに皆さんはお気づきでしょうか。4人家族の状態では特段気にならないかもしれませんが、今回は子どもが3人いる場合の5人家族での外食を例にしてみます。

ママが楽になる、子どもの席順とは?

家族で外食時、子どもの年齢にもよりますが、よくあるのはママとパパが対面に座り、それぞれの横に子どもを座らせる方法だと思います。この席順は、ママとパパの会話の面でも、子どもの食事の世話の面でも普通に考えられるパターンです。

しかしながら、子どもがまだ落ち着いて座って食事ができない時期だったりすると、席から離れてしまったり、店員さんが持ってきてくれる食事の受け渡しなどで、末席側に座る子どもが危険なこともあります。

そこで!上記の写真のように「親が末席に座り、子どもを挟む」スタイルをおすすめします。

この席順だと、子どもが店内を歩きだそうとするのをすぐに阻止することができ、店員さんからの配膳も大人がスムーズに行えます。また、子どもにとっては店内を見渡すことができ、周囲を観察して「座っていないといけないんだな」「騒いではダメなんだな」と社会勉強になるきっかけを作ることができます。

対面式のソファ席やコの字型ソファ席などでも、壁側に子ども、通路側に大人が座ることで、子どもの急な席の離れを防止することができます。

おわりに

いかがでしたか?すでに実践されている方もいらっしゃる席順かもしれませんが、改めて見るとなるほど、と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。子どもたちがそれぞれ自己主張すると宥めるのも一苦労で、どうしても「はいはい」と聞いてしまいがちだと思いますが、毎回外出時に大変な思いをされているママは、これを機にルール化して少しでもママの負担が減ると幸いです。

子どもたちが大きくなっていくと、その都度変化が見られると思いますので色々な形を試してみて、自分の家族に合った席順が見つかるといいですね。

オリーブ
30代主婦、8歳、5歳、3歳の3児を子育て中。時短・簡単・楽チンをモットーに、お金をかけずに楽しむことを模索中♪

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からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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