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こどもと暮らすリビング:整理収納アドバイザーに学ぶ片づけや収納のポイント

皆さんは下の写真を見て何を感じますか?
汚い、まとまりがない、落ち着かない、ごちゃごちゃ・・・・
あまり、良いイメージがありませんね。これ、恥ずかしながら我が家のリビングの一部です。

部屋を整えると、心もすっきりし、幸せな気分になりますよね。しかし、すぐに物が増え散らかってしまう。我が家だけでなく同じような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

今回は整理収納アドバイザー「ちささん」に、我が家のリビングを見てもらい、すぐ実践できるアドバイスをもらいました。

片付け前のポイント!現状を把握することが大切

まずは理想の暮らしをイメージ

綺麗に片付いた部屋を手に入れるには、何が原因で片付かないのか、何に困っているのか、どう暮らしたいのか、理想の暮らしを具体的にイメージしながら片付けの作業をすることが大切だそうです。

3人の子どもがいる我が家は、中学生の2人はそれぞれ個室を使っていますが、末っ子はリビングに学習道具を置いています。ランドセルは床に転がり、リビングにあるボックスには、私の本や書類などがつめこまれています。

<困りごと>

  • ものが取り出しにくい
  • ものがあふれて何がどこにあるか把握できていない

<理想の姿>

  • 物が床に散乱せず、掃除機がかけやすい部屋
  • 物を探すことをしないでいいような暮らし

をイメージして片付けることにしました。

さっそく実践:3つのポイントをおさえて片付け

理想の部屋や収納を実現するための3つのポイントを教えてもらいました。

POINT1 .量の把握と分別作業

自分で管理できる量をもつこと
収納を工夫しても、物が多ければキャパオーバーになってしまいます。今の自分の価値観やライフスタイルに合わせて、本当に必要なものを厳選して残しましょう。

まずは、すべてをこの4つに分類します。

●要るもの
●要らないもの
●保留するもの(要るのか要らないのかすぐに判別できないもの)
●使わないけど取っておくもの(思い出の品、取り扱い説明書など)

収納されていたものをすべて出し、まずは4つに分別です。

POINT2. 物の定位置を決める

●「もの」の定位置を決め、持ち物すべてに「住所」をつけましょう。
●使ったら必ずその住所に戻すことを意識します。
●よく使うものは、優先的に取り出しやすく、使いやすい位置に収納します。

出したらしまう、元に戻すがお片付けの基本です。定位置が決まればそこに戻すだけ。
なかなか元に戻せない場合は、しまう場所を見直すことで改善できます。片付けない人が悪いのではなく、片付けやすい場所を作る事が大切です。

POINT3. 収納する量、動線を考える

収納の場所の7~8割を目安に収納しましょう。ものを取り出すまでのアクションが少ない収納を考えることも大切です。

例えば、扉を開けて、その中の引き出しを開けて、さらにその中にあるケースに収納すると、取り出すのに時間がかかりしまうのにも手間がかかります。子どもの持ち物は、子どもの目線で取り出しやすさを考える必要があります。

<我が家の収納の変化>

さまざまな物が混在していたカラーボックス収納ですが、一番下の段に本を入れると決めました。そして、カラーボックスや棚ごとに、薬をいれる場所、書類を入れる場所など分けました。片づける前は、収納棚からものがあふれていましたが、3つのポイントをおさえて整理し、収納スペースの7割くらいにおさめることができました。

おわりに

全部取り出して要るもの要らないものに分ける作業は、ものと一緒に心も整理されていく気持ちになりました。いったん全て取り出し、全体の量を把握したことで不要なものを持ち続けていたと認識でき、物を減らすことに繋がりました。

使ったものは元の場所に戻し、快適なリビングを保っていきたいです。この整理収納の方法は、リビングに限らずどの場所でも万能です。年末の大掃除を前に家の収納を見直して見ませんか。

今回アドバイスをくれた【整理収納アドバイザー】ちささん

ちささんの個別オンライン相談や自宅訪問サポートについては、インスタグラムのプロフィール欄をご覧ください。

よっし
中学生、小学生を育てる3児のシングルマザーです。夢はシングルマザーが苦労しないで仕事、子育てをできる世の中にする事です!! ビール、エアロビクス、ジョギングが大好きです。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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