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【2人目以降専用リストも】妊娠したらやることをチェックしよう!(妊娠初期〜中期)

妊娠すると役所での手続きや出産準備などやるべきことが多く、混乱するママが多いのではないでしょうか。さらに2人目以降は、上の子のサポートや保育園・幼稚園など、1人目では必要なかった項目もプラスされます。

そこで、この記事では妊娠したらやるべき基本的なことに加え、2人目以降の出産に備えたチェックリストも紹介します。

【基本】妊娠が分かったらやることリスト

妊娠の兆候があるママがやるべきことを紹介します。体調が優れないときは、パパや両親など身近な人に手伝ってもらいながら準備を進めていきましょう。

産婦人科を受診する

まず行うべきことは、産婦人科で胎児の心拍を確認し妊娠判定をもらうことです。心拍を確認できるのは、一般的に妊娠5〜6週間ごろ。あまり早く受診すると心拍が確認できません。生理予定日よりも2〜3週間程度経過したころに受診するといいでしょう。

妊娠届出書を提出する

妊娠届出書を居住地の自治体に提出することで、妊婦健診の補助券や母子手帳の交付を受けられます。届出をする際には、本人確認書類や個人番号確認書類などが必要です。手続きに必要なものを、事前に確認しましょう。

また、届出書の配布場所は、自治体によって異なります。産婦人科で確認しましょう。

母子手帳をもらう

妊娠届出書の手続きをしたら、市役所や保健センターなどで母子手帳をもらいます。つわりなどでママの体調が優れない場合は、代理人が手続きすることも可能です。自治体によって必要な書類が異なるため、Webサイトなどで必ず確認しましょう。

里帰り出産について夫婦、両親と話し合う

2018年に三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)が行った調査によると、初産の場合60.7%が里帰り出産しています。里帰り先の産院によっては、早くに予約が埋まってしまうこともあります。出産予定日が分かったら、できるだけ早く里帰り出産をするかどうか決めましょう。

参考:妊産婦に対するメンタルヘルスケアのための保健・医療の連携体制に関する調査研究 (P16)

勤め先へ報告

お仕事をされている場合は、産休・育休で一定期間仕事を休むため、会社側は引き継ぎや人員の確保が必要です。業務に支障をきたさないために、遅くても安定期(妊娠4~5ヶ月以降)に入ったら伝えるようにしましょう。

基本的には、上司に時間を確保してもらい口頭で伝えるのがマナーです。出産後に在籍する意志があるかも明確に伝えます。

パパの育休取得について話し合う

令和3年度の男性の育児休暇取得率は13.97%と年々増加しています。特に共働きの夫婦は、ママだけに育児の負担やキャリアへの不安がのしかかるのは避けたいものです。男性の育休取得については、夫婦で納得できるまで話し合いましょう。

参考:産後パパ育休(出生時育児休業)が10月1日から施行されます

【基本にプラス】2人目以降の妊娠でやることリスト

2人目以降の妊娠では、上の子のサポートが必要になります。具体的なポイントをみていきましょう。

入院中の子どもの預け先を決める

出産時の入院期間は、経膣分娩の場合5〜6日、帝王切開の場合7〜8日程度が一般的です。

祖父母や親戚など子どものお世話に慣れていない人に預ける場合は、

  • お泊まりの練習をする
  • 冷凍した食事を渡す
  • 幼稚園の持ち物をリスト化する

などの工夫をすると、子どもも大人もストレスなく過ごせるはずです。

保育園の調整

育休中に保育園を継続利用できるかは、自治体によって異なります。引き続き通園を希望する家庭は、利用継続可能な条件や仕事復帰に適した時期を市役所で相談すると確実です。保育園への妊娠報告は、12週ごろまでにおこなうのがベター。環境が変わる上の子のケアを保育園でもしやすくなります。

一時保育・ベビーシッターについて調べる

一時保育は面接や慣らし保育が必要な場合が多く、緊急入院などで急に利用したくてもできません。自宅近くに一時保育が可能な園があるか、空きがあるかなどは前をもって早めに確認しておくといざという時に安心です。

一時保育よりも費用がかかりますが、民間のベビーシッターサービスを利用するのもひとつの方法です。幼稚園への送迎や家事代行などのサービスを提供している会社もあり、産後も利用できます。

産後ケア事業について調べる

育児の不安や心身の不調を緩和するためのサービスを実施している市区町村もあります。産前どのようなサービスを受けられるかを確認しておくと、必要になった時にスムーズに利用できるでしょう。

提供しているサービス内容は、市町村によって異なります。福岡市で行っている産後ケア事業は、以下のWebサイトをご覧ください。

福岡市 :産後ケア事業のご案内

買い足しアイテムのチェック

お下がりを使おうと思っていざ出してみると、黄ばみや虫食いが起こっているなんてこともよくあります。使い回ししようと思っているアイテムは、体調がいい日にチェックしておきましょう。

また、2人目以降は安全にお昼寝ができるようにベビーベットやバウンサーを買い足すママも多いようです。

2人目以降の妊娠は上の子のケアも忘れずに

妊娠すると、ママは肉体的、精神的に疲労が溜まりやすくなります。その状態で上の子のケアをするのは大変ですが、子どもも、大きな環境の変化に戸惑いやプレッシャーを感じることがあるでしょう。

スキンシップを増やす、言葉で愛情表現するなど積極的に子どもと関わりを持ち、親子の信頼関係を確固たるものにするといいですね。パパや祖父母に遊びに連れ出してもらい、ストレスを発散するのもいいでしょう。

妊娠したらやることをリスト化して見える化しよう

胎児の心拍が確認できたら、妊娠届出書や母子手帳の交付などの手続きをします。里帰り出産やパパの育休の取得についても夫婦でしっかりと話し合いましょう。2人目以降の妊娠では、急な陣痛や入院でも焦らないように、一時保育やベビーシッターについても確認しておきたいですね。

やらなければいけないことをリスト化することで、漏れや不安が少なくなります。ぜひ、この記事で紹介したリストをみながら出産準備を進めてください。

藤永瞳
一男二女の子育てをしながらフリーライターとして働く兼業ママです。お菓子作り、ネットショッピング、お得情報、読書が大好きです!

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