【体験談】子どもがいる在宅勤務のメリット&デメリット!3つのポイント&仕事スペースの確保方法2選
新型コロナウィルスの影響で、「在宅勤務」「リモートワーク」などを取り入れる企業も増えました。
しかし働き方の幅が広がる一方で「子どもを見ながら在宅勤務できるのかな?」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は夫婦ともに在宅勤務を経験したわが家が感じた「子どもがいる在宅勤務のメリットとデメリット」「在宅勤務時のポイント」「リモートワークスペースの確保方法」を紹介します。
これから在宅勤務をする予定の方、在宅勤務できる企業に転職を考えているママやパパの参考になれば幸いです。
子どもがいる在宅ワークのメリット3選
子どもがいる在宅ワークのメリットを3つ紹介します。
1.朝ゆっくりできる
メリット一つ目は「朝ゆっくりできる」ことです。子どもの送迎や出勤に伴う移動時間がなくなると、業務開始まで時間の余裕が生まれます。
朝、いつも子どもに「早く準備しなさい」とついついイライラして叱ってしまうことも減り、朝はゆったりとした気持ちで準備できるようになります。
2.欠勤以外の選択肢が生まれる
会社勤めしていると、子どもの幼稚園が休園になった時、仕事を休む以外の選択肢がありません。
しかし在宅勤務ができると欠勤しなくてすむので、給料が下がったり、仕事の納期が守れなかったりすることもなく、「仕事を休まなければいけない罪悪感」も減ります。
3.自由な時間が増える
出退勤時の移動時間がなくなるので、退勤時間がくればすぐ別のことができるのもメリット。
夕食から入浴までスムーズに進められるようになり、子どもが空腹や眠気でぐずることも少なくなります。
子どもがいる在宅ワークのデメリット3選
メリットがある一方で、もちろんデメリットもあります。ここでは子どもがいる在宅勤務のデメリットを3つ紹介します。
1.集中できない
子どもがいる在宅勤務、一番のデメリットは「集中できない」こと。
数十分おきに子どもに話しかけられると、なかなか仕事が進まなかったり、子どもの「ジュースほしい」「おやつ食べたい」などの要望に応える時、手が止まったりすることも。
集中してきたと思うタイミングで話しかけられるので、長時間集中するのが難しい側面はあります。
2.オンとオフの切り替えが難しい
在宅勤務のデメリット二つ目は「オンとオフの切り替えが難しい」こと。
家の中はいわば「オフになる場所」なので、仕事のスイッチがなかなか入りにくいデメリットがあります。
出退勤の移動時間がなくなるメリットがある反面、仕事をする気持ちになりにくいので、オンとオフの切り替えが難しいです。
3.コミュニケーションが円滑に進まないことがある
在宅勤務時はコミュニケーションが円滑に進まないことがあります。
オフィスにいれば、同僚や上司が近くにいるのでちょっとした質問もしやすいですが、在宅勤務時は質問のたびにメールを送ったり、テレビ電話をつないだりしなければならず、メールを作成する時間や、テレビ電話をつなぐ無駄な時間が増えます。
また「これくらいでメールしたり、テレビ電話をしたりしたら迷惑だろうな」と思ってしまい、結果的にミスや報連相不足で業務に支障が出る場合もあります。
子どもがいる在宅ワークの3つのポイント
子どもがいる在宅勤務をスムーズに行うにはいくつかポイントがあります。ここではおすすめしたいポイントを3つ紹介します。
1.昼食はお弁当を用意する
子どもが家にいる状態で在宅勤務をする時は、朝の時点でお弁当を用意しておきましょう。昼休みの1時間で昼食を作って子どもに食べさせていると、ゆっくり休憩できません。
朝のうちにお弁当を用意し、子ども一人でも食べられるような昼食を用意しておくと、貴重な休み時間を確保できます。
2.タイムスケジュールを事前に提示する
時間の感覚がわかる年齢の子どもならば、タイムスケジュールを事前に提示するのがおすすめ。
午前中はひらがなのドリルをしたり、お絵描きをしたりして、午後からはアニメやYouTubeの時間、夕方は数字のドリルなど、事前にタイムスケジュールを決めると、一日だらだらして過ごさないように工夫できます。
3.どうしても相手できない時の対策を準備する
在宅勤務中にテレビ電話で会議をする時は、子どもの相手が難しい場合もあります。そんな「どうしても子どもの相手ができない時」の対策を事前に準備しておきましょう。
AmazonプライムやYouTube、簡単なテレビゲームなどを子どもが短時間集中して一人遊びできる準備をしておくと安心です。
わが家で行ったリモートスペースの確保方法2選
もともと持ち家で書斎を作っていた人以外は、リモートワーク用のスペースを作らなければ仕事をする環境が整いませんよね?ここでは賃貸のわが家で行ったリモートスペースの確保方法を2つ紹介します。
1.リビングに仕事用の机を準備
夫の在宅勤務が本格化してから、別室に置いていたカウンターテーブルをリビングに移動し、仕事用のデスクにしました。
リビングから子どもの様子を見ながら仕事ができるので、不測の事態にもすぐ対応できるように。子どもも親の姿をいつも確認できるので、安心して遊べます。
2.遊ぶスペースをルール化
リモートのスペース確保方法2つ目は「遊ぶスペースをルール化する」こと。
子どもに「ここからここまではおもちゃを出して遊んでいいけれど、ここから先はダメだよ」とルールを伝えることで、おもちゃと仕事に必要な書類や機器が混ざってしまうことを防げます。
子どもがいる在宅勤務は良し悪し!スペースの確保と少しの工夫が大事!
今回は子どもがいる在宅勤務のメリット、デメリット、そして在宅勤務時のポイントやリモートスペースの確保方法を紹介しました。
子どもがいることで、思うように仕事が進まない側面がある一方、子どもとの時間が増えたり、自由な時間が増えたりなど、メリットもあります。
いろいろと対策が必要な場合もありますが、対策次第で育児と在宅勤務は両立できます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
Saki
男の子1児のママ。読書が趣味。好きな作家は有川ひろさん。