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頭も心もスッキリ!親として食と向き合えてよかったファスティング体験談

ファスティングとは「断食」のことです。

私は断食と聞くと何日も飲食を我慢する辛い修行のようなイメージがあり、食べることが好きな私には縁のないことだと思っていました。

しかし好きな芸能人がファスティングをしている番組を見て、辛くないファスティングの方法があり多くの効果が期待できることを知り、やってみたくなりました。
やってみると「子育て中の忙しい時だからこそファスティングがイイ!」と感じています。

ファスティングの目的は、美容や健康、ダイエット、胃腸休暇、デトックスなどが挙げられます。
そんなファスティングのやり方と私が感じた効果をお伝えします。

1.初めてのファスティング ~正しいやり方が大切~

「断食」の文字の通り「食」は絶つのですが、「飲」を絶つわけではありません。様々なサイトなどから情報を得て、私なりにまとめたやり方をご紹介します。

① 期間

1日から1カ月など、目的や体調などにより期間はさまざまです。
私は初心者なので、3日間ファスティングからチャレンジしました。短期間のファスティングを年に1回から2回行います。

② やり方

【準備食】
急に何も食べないのではなく、まず1日は消化によい食べ物を意識して3食とります。白米はお粥に、生野菜は温野菜に、全体量は少なめに、など3食を通して軽めの食事をするのです。

【ファスティング中】
固形物は食べず、酵素ドリンクを飲んで過ごします。
より効果的な飲み方は細かく決まりがあるようですが、初心者は「お腹が空いたら飲む」ということで問題ありません。また、塩分不足から頭痛・ふらつきなどがある場合は、梅干しを少量食べたり海塩を少し舐めたりするとよく、ファスティング効果も継続できます。

【回復食】
ファスティングが終了したら、お粥などから徐々に普通食に戻していきます。
久しぶりに食べる嬉しさで急に揚げ物などを食べてしまうと、胃腸への負担になりますし、ファスティングの効果も薄れてしまいます。

③酵素ドリンクとは

ファスティング中の栄養補給となる酵素ドリンク。
体のバランスや調子を整える役割を果たす、ビタミン・ミネラルを酵素ドリンクから摂取します。
私は甘味料や保存料などが使われていない、野菜と果物から作られた酵素ドリンクを購入して飲んでいました。
インターネットで様々な会社から販売されているので、好みの味のドリンクを見つけるのも楽しみのひとつ。
慣れてきたら自分で作る方もいらっしゃるようです。

私が飲んでいた酵素ドリンクは、株式会社エリカ健康道場の“優光泉”です。
水か炭酸水で割って飲むタイプです。味はスタンダードと梅の2種あります。
ファスティング中に唯一、身体の中に入れるものなので、味が美味しいことは大前提と考えている私にとって、とても飲みやすいものでした。
保存料、着色料、香料等、無添加にこだわっているところも気に入っています。

HP: https://www.danjiki-net.jp 断食道場SHOP

2.私の3日間ファスティング生活

①準備食期間

お粥、温野菜のごまだれがけ、お味噌汁などを食べました。
当時3歳の息子も同じメニューです。

②ファスティング中(3日間)

食事の代わりに酵素ドリンクを飲むようにしました。生活は普段通り。
息子を保育園へ送り届け、仕事に行き、帰ってきて息子と過ごす1日です。
仕事へは酵素ドリンクを持って行きます。

1日目はすぐに空腹になり、酵素ドリンクは朝昼晩の3回以外に夕方と寝る前にも1杯ずつ飲みました。
ところが2日目になると体が慣れてきたのか、辛くなるほどの空腹はありませんでした。

唯一、辛さを感じたのは家族の食事を作ること。
自分は食べられないのに料理を作るのは、食べることが好きな私にとっては少しだけ辛かったです。

③回復食期

ファスティングが終了して1食目は「スッキリ大根」。

回復食は消化によい食べものであればよく、私は胃腸の掃除をしてくれるという「スッキリ大根」を食べることにしました。

作り方は、昆布だしで大根をくたくたに茹でるだけ。ゆで汁も一緒に食べます。
梅干しがあるとさらに食べやすいです。

私はこのスッキリ大根を食べている途中から腹痛を伴わない便意をもよおし、食べ終わる頃にはその名の通り、お腹がスッキリとして体が軽やかになった感覚でした。

3.「やってよかった」私が感じた効果

①頭の中がスッキリする

まず一番に感じた効果でした。

私はフルタイムで働きながらワンオペ育児をしています。正直、毎日ヘトヘトです。
睡眠不足もあり、買い物をすれば頻繁に買い忘れをしたり、妙に家事に時間がかかったり、午後になると仕事中にもかかわらず眠気と戦うことになったりと、集中力の低下も感じていました。

しかし、ファスティングをすると自分でも実感できるくらい頭の中がスッキリするのです。
仕事、家事、育児をただ「大変だ」と思うのではなく「こうしたらもっと楽しくなるかも」など前向きに考えられるきっかけになりました。

前向きな考え方ができることで、心も晴れやかになった感覚を覚えています。

②改めて「人は食べたものからできている」と感じた

回復食を食べた時、大根を茹でただけなのに、野菜本来の味を感じて感動すらしたのです。普段好んで食べることのないお粥もとても美味しいものでした。
いろんな調味料があり、いろんな味を楽しめる環境にある現実に感謝の気持ちが芽生え、「食」の大切さを感じました。

また、人間は食べるものを変えるだけでこんなにも得るものがあると知り、食事の大切さを、身をもって体験したのです。

つまり、食によって人間の体はつくられ、考え方を変えることさえあるということです。

この気持ちは、子どもに食事を作る親として食育の観点からも大きな学びになりました。

食が心と体に与える影響について体感したファスティング

科学的研究も盛んにおこなわれ注目されているファスティング。

より長期間ファスティングを実践すると、私が感じた効果以外にもダイエットや美肌などの効果も期待できるようです。

私は短期間でしたが、子育て中にファスティングをしたことで、食が心と体に与える影響について体感し、ファスティング後には今まで以上に子どもに食の大切さを伝える機会を多く設けるようになりました。

3日間で充分に効果を感じているので、定期的に継続していこうと思っています。

※補足
ファスティングは妊娠中、授乳中も実施可能としているサイトがありますが、念のため医師へ確認のうえ実施されることを推奨します。


海原えめ
フルタイムワーカー&4歳男児を育てるママ。幼児食インストラクターの資格を保有。楽しいことが大好きなアラフォー。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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