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【コロナ禍の出産の体験談】マスクが必要って本当?立ち会いはできる?
妊娠・出産はとても幸せなことですが、コロナ禍となると不安も大きいですよね。筆者は、昨年に第三子を妊娠・出産しています。さまざまな制約がありましたが、意外とプラスに感じることも多かったです。
そこでこの記事では、令和3年に第三子を出産した筆者の体験談を元に、噂の実態や現状を紹介します。
【体験談1】マスクをつけて出産は本当だった
マスクをつけて出産をした、というニュースを見て驚いた方もいるのではないでしょうか。
ニュースをみた時は「分娩中にマスクをつけるなんてありえないでしょ」と思いましたが、筆者もマスクをつけて分娩台に上がっています。
しかし、分娩が進むと息苦しく感じ、いきむときには無意識に外してしまいました。実際に体験してみると、やはりマスクをつけての出産は無理があると感じます。(今は、厚生労働省が「状況によってはマスクは必要ない」と明記しています。)
早産予防のために下半身麻酔をして手術を受けたのですが、その際もマスクは着用したままでした。
厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
【体験談2】立ち会い出産はできた
感染拡大が落ち着いていた時期と地域だったこともあり、パートナーに限って立ち会いが許可されていました。
ただ立ち会えるのは子宮口が全開になってから。しかも、ママ本人が携帯でパートナーに連絡しなければいけません。筆者は無痛分娩だったので冷静に電話できましたが、普通分娩だと厳しいのでは?と思います。
生まれる瞬間は夫と迎えたいと思っていたので、立ち会い出産ができたのは本当にラッキーでした。
コロナ禍の妊娠出産でよかった3つのこと
地域や病院によって方針は異なるので、参考程度に読んでみてください。
面会NGでのんびり過ごせた
面会は気分転換になりますが、身なりを整えたり昼寝ができなかったりと、ママも赤ちゃんも意外と疲れてしまいます。
入院前は「面会ゼロは寂しいな」と思っていましたが、入院中は久々の新生児のお世話や自分の診察、沐浴指導などやることが多く、あっという間に過ぎていきました。
テレビ電話があるので、上の子たちは思ったよりも寂しがっていない様子でした。
ミルクを自室に運んでもらえた
コロナ禍前は、授乳室でミルクを作る必要がありました。筆者は混合だったので、授乳のたびに授乳室行くのですが、明るくて夜中に行くと目が冴えてしまうんですよね。
しかし今は、他の経産婦さんとの接触を避けるために授乳室に人数制限が設けられています。ナースコールを押せば、ミルクを部屋まで運んでもらえたのでとても楽でした。
産院側の負担が増えたかもしれませんが、特に夜中は嬉しかったです。
院内に風邪症状がある人がいなかった
筆者が通う病院は、産婦人科に小児科が併設されています。受付と待合室が共同なので、コロナ禍前は、風邪症状のある子どもと同じ空間で過ごす必要がありました。
しかし新型コロナウイルスの感染予防対策により、小児科の患者さんや風邪症状がある大人は車で待機するように変化しています。
換気や定期的なアルコール消毒なども徹底されていたことで、新型コロナウイルスはもちろん、以前より院内で風邪などの感染症にかかるリスクが減ったように感じます。
コロナ禍の出産もプラス面がある!
コロナ禍の妊娠・出産は、面会ができなかったり入院時にPCR検査が必要だったりと、制約が多いです。
マイナス面も多いですが、面会がないとゆっくりと体を休められますし、感染予防対策が徹底されているので風邪やウィルスに晒される心配が少ないというプラス面もあります。
あまり不安になり過ぎず、貴重なマタニティライフを楽しんでくださいね!
藤永瞳
一男二女の子育てをしながらフリーライターとして働く兼業ママです。お菓子作り、ネットショッピング、お得情報、読書が大好きです!