こいのぼりとひな人形、子どもの成長を願うグッズはどう選ぶ?どう飾る?
クリスマス、お正月が終わり春が近づくと、ひな祭りやこどもの日がやってきますね
女の子の成長を願うひな人形や、男の子の成長を願うこいのぼり、五月人形など、子どものいる家庭には欠かせないグッズの数々。
今回は、筆者がそれらをどう選んでどう飾るようにしているのかをご紹介します。
長女のひな人形
筆者の両親が節目を大事にする人なので、女の子が産まれたらすぐに「ひな人形は買ってあげる!」と張り切っていました。
買ってもらうとなるとちゃんと選ばないとなー。と思いつつ、昔ながらの立派な5段飾りを置くスペースもしまうスペースもない我が家。
最近のひな人形事情はどうなのかとネットをのぞくと、さすがに現代のおうち事情に合わせたお雛様がラインナップされていました。
我が家は飾る場所がリビングの棚の一角しか考えられなかったため、リビングにおいて違和感ないデザインを重視して選びました。いろいろ見た中で、ピンと来たのが、立ち雛でした。
筆者の母曰く、子どもの顔はお雛様の顔に似る(あくまでも筆者母の説です)とのことで、表情が柔らかいものを選びました。
お雛様、お内裏様、屏風、台の他に名前札、オルゴール、七五三用の被布がおまけでついてきました。
春が近づくとリビングに、長女と一緒に髪をといて飾っています。長女は『おひめさま!(=おひなさま)』とちゃんと自分のものと認識して喜んでいます。
次女のひな人形
次女が生まれたので、もう一つお雛様を用意する必要が出てきました。
でも、さすがに二つを飾る場所がない!とはいっても、物心ついた時に自分のお雛様がないのはかわいそう、ということで、福岡県の『筑前津屋崎人形巧房』の作品を探しました。以前雑貨屋さんで見かけたことがあり、とても気になっていた作品です。
次女の初節句のために用意しようと探したものの、時期が遅く売り切れており、一歳の3月3日を迎える前に忘れずに購入しました。手作りの工芸品で量産品ではないため、早めの購入をおすすめします。
豆雛と分かっていても実際に手にすると本当に小さく、3人官女の表情の違いなどもかわいくて、とても気に入りました。長女のひな人形と比べると小ささが際立ちますが、飾る場所は玄関ホールの飾り棚と決めていたので、違う場所でそれぞれのお雛様が子どもたちを見守ってくれています。
大きくなったら長女との違いにひがみが出るかもしれませんが、その時はその時。
長男のこいのぼり
長男が小さな頃はマンション住まいだったため、初節句にもこいのぼりや五月人形は用意しませんでした。
そして一軒家に引っ越した数年前から長男は、周囲の家が飾っているのを目にする度に自分のこいのぼりを欲しがるようになりました。毎年買おうと思いながら、長男の願いが叶うことなく7歳になってしまいました。
そして去年、夫の実家から夫の子ども時代のこいのぼりが発見され、それを庭に飾るようにしました。棒はなかったので、ロープを家の壁からお庭に向けて張って、それにこいのぼりを泳がせています。縦に並べるより横に並ぶので存在感があって、筆者的には満足のいく飾り方です。
お庭のこいのぼりを入手するとともに、室内には筆者がインターネット記事で見かけて一目惚れした江戸千代紙の「こいのぼりモビール」を飾っています。
東京の『いせ辰』のもので、店舗には行けないため福岡からは電話注文、代引きのみの扱いでした。送料や代引き手数料を入れると、本体価格よりかなり値段が上がりますが、それでも筆者的には大満足のお買い物でした。
江戸千代紙で作られていて、色合いも素敵で風情がある作品です。天井から吊るすと、風の流れに合わせてゆらゆら揺れる姿がずっと見ていたくなる存在です。
長男もお庭にも室内にも自分のこいのぼりがあり、ようやく満足してくれました。
長男の五月人形
次女の豆雛を飾ったりする玄関ホールの飾り棚にも、子どもの日にちなんだ何かが欲しいなーと思っていたところ、今年、ふるさと納税の返礼品でぴったりなものを見つけたので申し込みました。
北海道北見市にある『工房ホリタ』が作る、北海道産の木で作られた温かみのある「金太郎と熊」の五月人形です。到着を楽しみに待っているところです。
さいごに
昔ながらの伝統的な人形たちもいいけれど、現代の生活スタイルに合わせた工芸品は温もりがあって、子どもたちの成長をゆっくり見守ってくれている気がします。子ども1人1人の大切なお守りとして大切にしていきたいと思っています。
Richika
3人兄妹のママ。お料理大好き。怒らない子育てを目指して日々努力中。