#子育て
我慢させるor受け入れる?子どもの「したい」への対応~わが家の失敗談とその後~
子どもの「〇〇したい」という要求に応えるべきかどうか、日々の育児で迷っているママやパパ。
- あまり要求を聞きすぎると甘やかしてしまうことにならないだろうか
- 我慢させすぎると自分の気持ちをいえない子になるのでは?
育児には正解がありません。正解がないからこそ、子どもの要求にどう応えるのがベストなのか、日々悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか?
筆者もそんなママの一人です。子どもに我慢させるべき場合と、受けいれてあげるべき場合の見極めはとても難しいです。
そこで今回はわが家の失敗談や、行っている対策をまとめました。日々の育児に悩んでいるママやパパの参考になれば幸いです。
子どもの「〇〇したい」への対応~わが家の体験談~
わが家では子どもの「〇〇したい」という欲求を比較的簡単に応えてきました。
たとえば、ショッピングモールへ出かけた時、おもちゃ屋さんで「ミニカーがほしい」と言われれば、「数百円だし、機嫌悪くなるくらいなら」と買い与えていました。
また筆者自身、料理が苦手なので、お出かけをした土日の夜など子どもに「外食がいい」と言われると「今から作るのも面倒だからな」とついつい外食してしまうことが多くありました。
次第に、わが子はおもちゃ屋さんに行って駄々をこねればおもちゃが買ってもらえる、好きな時に外食できると思うようになり、要望が通らない時に暴れるようになりました。
筆者も夫も今まで、大人の都合で子どもを甘やかしていることに気づき、このままではダメだと痛感。子どもにも言い聞かせるように。
最初は今まで通っていた要求が通らない苛立ちから号泣することもありましたが、次第に理解してくれるようになりました。
これまで以上におもちゃを大事にしたり、外食した時の思い出を楽しそうに話すようになったりと、よい変化が生まれました。
筆者が考える我慢のさせ方
子どもの要求に応えすぎた筆者と夫。その後改善をすべくわが家で実践している「我慢のさせ方」を2つ紹介します。
1.代替案を出す
我慢させる時にとても役に立った方法が「代替案を出す」こと。
たとえば「外食して回転ずしを食べたい」と子どもが言った時、「家で手巻き寿司をしょうか」など、外食しない代わりに家で食べられるものを提案すると、子どもも「いいね!わかった」と気持ちよく我慢できます。
また「おもちゃがほしい」という要求に対して、「家に帰って段ボールで作ってみようよ」などと提案すると、「じゃあこんなの作りたい」と創作意欲をわかせ、発育的にもよさそうだなと感じています。
2.気持ちの切り替え方法を伝える
子どもに我慢をさせる時、代替案を出せない場合もあります。そんな時には気持ちの切り替え方法を伝えています。
- おもちゃのことは忘れて、この後やりたい楽しいことを考える
- YouTubeで楽しい動画をみて、嫌な気持ちを切り替える
筆者自身、落ち込むことがあって気持ちを切り替える時には、好きなアーティストの音楽を聴いたり、別日に予定している楽しい用事のことを考えたりしているので、その方法を子どもにも伝えています。
今ではおもちゃを買ってもらえない時、しばらくむっとした顔をしていますが、自分の中で気持ちを切り替え「じゃあお家に帰って、お家のおもちゃで遊ぶ」というようになりました。
子どもの「したい願望」への対応は臨機応変に!
今回は子どもの「〇〇したい」という要求や願望に対し、わが家の失敗談、対策を紹介しました。
子どもの性格は一人ひとり異なるので、育児には完璧な正解は存在しません。その中でどう育てていくか、親も常に手探り状態です。
わが家では手痛い失敗をしてしまい、子どもにはとても申し訳ないことをしたと感じています。今は我慢すべき場合と受け入れる場合を見極めながら、子どもの成長を見守っていきたいと考えています。
今育児に悩んでいるママやパパの参考になれば幸いです。
Saki
男の子1児のママ。読書が趣味。好きな作家は有川ひろさん。