子ども連れの引っ越し!手続きや荷造りのコツ、子どものケアについて紹介
引っ越しは手続きや荷造りなど大変なイメージがありますが、小さい子どもがいるとさらに大変です。
引っ越し準備にかけられる時間には限りがあるので、慌ただしくなりますよね。
環境が変わることで、子どもにも少なからず影響がでるため、子どものケアも必要です。
2人の子どもを連れて引っ越しをしたわが家の経験談もふまえて、子どもに関する役所関連の手続きや、荷造りのコツなどをまとめました。
これから引っ越しを予定しているパパやママはぜひ参考にしてください。
引っ越しに必要な手続き
まずは引っ越しのときに必ず必要な手続きを確認しておきます。
引っ越しが決まったときに一番にしなければならないのが、市役所等への住所変更の届出です。
- 転出/転入届(市外への引っ越しの場合)
- 転居届(同一市内での引っ越し)
- マイナンバーカード(通知カード)の住所変更手続き
転出届は転出の14日前から可能、転入届・転居届は引っ越しから14日以内の届け出が必要です。
基本の手続きは上記のとおりですが、そのほかにも飼い犬がいるなどあわせて手続きが必要な場合があるので、必ず各自治体のホームページなどで該当するものがないか確認しておきましょう。
引っ越しの子どもに関する手続き
子どもに関する手続きには以下のものがあります。
- 児童扶養手当
- 医療費助成制度など医療に関するもの
- 転園/転校の手続き
それぞれ詳しくみていきましょう。
児童扶養手当
同一市内での転居であれば住所変更届のみで問題はありません。
市外への引っ越しの場合は、それぞれ手続きが必要となるので、必ず事前に確認しておきましょう。
注意点として、児童扶養手当は転出した時点で受給資格が消滅します。引っ越し後に新しい市町村で申請が必要になりますが、手続きが遅れると手当を受給できない期間が発生する可能性があるので、転居後はなるべく早く手続きをすませるようにしましょう。
医療に関するもの
医療費助成制度
市区町村によって名称が変わりますが、手続きについても各自治体に事前に確認しておきましょう。
原則転出のときに資格が消滅し、新しい市区町村で申請が必要となります。
妊婦検診・乳幼児健診・予防接種
新たに市区町村で受診票等を交付してもらう必要があります。手続きの方法については、各自治体で確認しておきましょう。
転園/転校の手続き
保育園や幼稚園、小学校などの転園や転校が必要な場合は事前に手続きの流れを確認しておくと安心です。
特に保育園については空き状況などによって転園ができるかどうか、救済措置があるのかなど自治体によって対応が異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
公立小中学校については、新しい住所の市町村への転入届が完了すると「入学通知書」が発行されます。転居前の学校で発行された転校に関する書類とともに、転校先の学校に提出する流れが一般的です。
子ども連れの引っ越し準備の荷造りのコツ
子どもを預けるか、寝ている間に荷造りをすすめる
子どもをみながらの荷造りは、ほとんどできないと言っていいと思います。
寝ている間に片づけるか、近くに祖父母がいるなど子どもを預けられる場合は協力してもらうことをおすすめします。
わが家は共働きのため、平日は夜子どもが寝たあと少しずつ荷造りを進め、引っ越し前の週末は祖父母に子どもを見てもらって荷造りを進めました。
不用品は処分して荷物を減らす
引っ越しの荷造りは大変ですが、荷物を処分するチャンスでもあります。
遊ばなくなったおもちゃや着られなくなった子ども服など、なんとなく捨てずに置いているものはありませんか?
荷造りは改めて持ち物を見直す機会になるので、思い切って処分して荷物を減らすのもおすすめです。
引越業者にお願いする
共働きで時間がつくれないなど荷造りの準備がどうしてもできない場合は、引っ越し業者にまるごとおまかせするのも一つの方法です。引っ越し業者によっては荷造りから対応してくれる場合があります。
引越の日程が決まったら、早めに申し込みを検討しておきましょう。
引っ越しのときに気をつけたい子どものケア
新しい環境での生活を不安に感じるのは、子どもにとっても同じではないかと思います。子どもの不安を少しでも解消し、ストレスを感じないようにするためにわが家で心がけたことを紹介します。
事前に引っ越しすることを話しておく
ある程度話がわかる年齢になれば、事前に引っ越しすることを話しておくほうが子どもにとっても心の準備ができていいのではないかと思います。
可能であれば、引っ越し先の家の写真を見せたり、どんな場所かを話しておいたりすると子どももイメージができて安心できるかもしれません。
新しい生活が楽しみになるような話をする
わが家の4歳の娘は、最初は楽しみにしていましたが、いざ引っ越しの日が近づいてくると不安になったのか、「今の家にいたい」「新しいお家に行きたくない」と口にするようになりました。
そんなときは、子どもの気持ちは受け止めたうえで、「部屋が広くなるよ」「近くに公園があるよ」など新しい生活が楽しみになるように、前向きな話をするようにしていました。
子どもの変化に気をつける
特に転園・転校がある場合は、子どもの不安やストレスは大きくなるかもしれません。子どもは適応能力が高いと言われているので新しい環境にもすぐなじむ子もいるかもしれませんが、それでもなれるまでは不安やストレスはつきものです。
わが家では1歳の長男はまだ言葉で伝えることができないため、引っ越してからしばらくは小さな変化にも気をつけるようにしました。
まとめ
子ども連れの引っ越しで必要な手続きや荷造りのコツを紹介しました。
引っ越しの前後はどうしても慌ただしくなりますが、市役所等の手続きについてはなるべく早くすませておくことをおすすめします。
荷造りには時間と体力が必要です。引っ越しが決まってから時間の余裕がないことも多いと思うので、無理をせず業者に依頼したり、祖父母など周りに協力をお願いしたりしながら乗り切りましょう!
石野アサミ
一男一女の二児の母、兼業ライター。複業と、二人の子育ての両立に奮闘中です。趣味は読書、ピラティス。
ライター紹介
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