#子育て
育児疲れのママ必見!頑張りすぎた私が失敗したこと【体験談】
「育児がつらい」と感じていませんか。「子どもは可愛いけど、可愛いと思えない瞬間がある」というママさんもいるかもしれません。
私は一時期育児がつらくて涙が出たり、「逃げ出したい」と思ったりした時期があります。そんな時期を振り返ってみて気づいた「私の失敗」をご紹介します。今育児に疲れている原因や解決のヒントになれば嬉しいです。
育児疲れの原因?私が育児で失敗したこと
私の育児疲れの原因を一言で言うと「頑張りすぎ」だったと思います。
これは私の場合ですが、当てはまるママさんも多いかもしれません。私が育児で失敗したことは3つです。
誰にも頼らなかった
私の一番の失敗は人に頼らな過ぎたことです。
私は実家から車で5分くらいのところに住んでいるのですが、里帰りをするかどうか悩んだものの、結局里帰りしませんでした。
理由は実家には自分の部屋がなく、自宅の方がゆっくり過ごせることと、出産について言われた母の何気ない言葉が私は許せなくて、意地を張っていた部分もあったと思います。
産後しばらくは育児と家事をなんとかこなしていましたが、子どもが生後5カ月頃から夫が7カ月程出張になり、まさかのワンオペ育児がスタート。
それでも実家に頼らず育児を頑張っていましたが、新型コロナウイルスにより社会状況が一変。自粛生活で誰とも話せないストレスも重なって、子どもが生後9~10カ月頃に育児疲れがピークに達しました。
コロナが少し落ち着いた時期に隣の県に住んでいる姉に相談すると「うちでしばらくゆっくりしたら?」と言ってくれたので、姉家族の家に1週間ほど滞在させてもらい、リフレッシュすることができたのでした。
そこで「人に頼った方が私にとっても、子どもにとってもいいこと」だと気づき、それからは実家にも泊まりに行くようになり、なんとか乗り越えることができました。
なんとなく日本では「母親はみんなしてきたんだから、頑張らないと」というような風潮があるように感じますが、決してそんなことはありません。つらくなる前に誰かに頼ることが大切です。
時間をきっちり管理しすぎた
私の姉には子どもが3人いるのですが、授乳の時間やミルクの量、オムツ替え、睡眠時間など、手書きでノートにびっしりと記録していました。それも全員2年間分。
私が出産した産院でも記録するためのノートをもらったこともあり、私は育児の記録は当然で「みんながしていること」だと思い込んでいました。
私にはアナログな方法が合わなかったので、育児記録アプリで記録することに。
新生児の頃は30分未満で起きることもありましたが、それでも毎回の睡眠時間や授乳の時間、ミルクの量や時間などを細かく記録していました。
今思えば本当に細かく記録していたので、そんなことを頑張るよりも自分の寝る時間を確保するなど他のことに時間を使えばよかったと思います。
私の場合「〇時間経ったからオムツを替えなきゃ」、離乳食を食べさせたら「次は4時間後だから〇時〇分頃」というように、時間をきっちり決めすぎてしまい、時間に追われて次第にそれが負担に感じるように。
子どもが1歳になる頃にママ友のおうちにお邪魔した際、ママ友は記録している様子がまったくなかったので聞いてみると「最初はしてたけど、キリがないからやめた」とのことでした。それを聞いて私の心は軽くなりました。
それからすぐに記録するのをやめましたが何の支障もなく、オムツや離乳食の時間もきっちり決めず、だいたいの時間でお世話をするようにしたことでストレスが激減しました。
離乳食作りを頑張りすぎた
私は結婚してから健康に気を使っていたこともあり、「子どもの離乳食は自分で作ってあげたい」という気持ちが強く、ベビーフードはできるだけ与えたくないと思っていました。
ベビーフードを初めてあげたのは、姉の家に滞在した際(当時生後11ヶ月頃)に姉が大量に買って来てくれたときでした。それ以降も基本的には手作りしているのですが、今となっては精神的につらかった時期くらいベビーフードに頼ればよかったなと思います。
母親は子どものことを思って一生懸命になるあまり、視野が狭くなったり冷静な判断が難しくなったりすることも多いかもしれません。
以前は毎回離乳食のメニューを考え、できるだけ違うメニューをと頑張っていましたが、ママ友に「炊飯器でご飯と一緒に野菜を炊くと楽だよ」と教えてもらい、それからは茹で野菜を炊飯器で作るようになりました。
メニューも前ほどこだわらなくしたことで、離乳食作りがあまり苦にならなくなりました。
育児は自分が「楽しい」と思える範囲で頑張ることが大切
私の場合、実母など人を頼ったり、育児記録アプリをやめたり、楽できるものは楽して頑張り過ぎるのをやめました。そのおかげで元気な自分を取り戻すことができて本当によかったと思っています。
育児には悩みはつきものですが、あまりにも真剣に頑張りすぎてしまうと私のように心が疲弊してしまいます。ママがピリピリしていると、赤ちゃんにもそれが伝わってしまい悪循環に陥ることも。
大事な赤ちゃんの命や将来に関わることなので、もちろん育児を不真面目にやるのはよくありませんが、楽できることは楽して頑張りすぎず、楽しくやれる方が、結果的にママと赤ちゃんにとっても幸せなんだと思います。
頼れるものは頼り、手を抜けるところは手を抜こう
はじめての育児はとくにまじめに頑張るママさんも多いと思います。まじめに頑張ることはもちろん悪いことではないですが、頑張り過ぎて私のように育児が楽しめなくなってしまえば本末転倒です。
育児がつらいときは無理をせず、パートナーだけでなく実家や義実家などに頼らせてもらいましょう。食事もベビーフードやデリバリーなどを利用して、少しでもママの負担を減らしてみてはいかがでしょうか。
ベビーシッターや家事代行などのサービスなどもあるので、利用できるものはフルに活用するというのもいいと思います。手を抜けるところは手を抜いて、楽しみながら育児をしていけるといいですね。
hato
男の子一児のママ、梅酒が好きな30代。育児奮闘中。
ライター紹介
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