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どう向き合う?子育てと在宅ワークのバランス

新型コロナウイルスの影響もあり、在宅ワークを進めている企業が格段に増えてきました。

副業ブームということもあり、企業にお勤めしていなかった主婦の方達も、自宅でできるお仕事を始める方が増えてきています。

在宅ワークと言えば聞こえが良いですが、子どもがいる家庭では子どもと仕事のバランスを取ることがとても大変です。
かく言う筆者も、在宅ライターとして活動し始めて約4年が過ぎましたが、その間は子育てとライター業をどうやって両立しようか…と模索する毎日を送ってきました。

今回は、筆者の経験談を踏まえ、在宅ワークと子育てのバランスについてお話させていただきます。

実際、自宅で仕事しながら子どもの面倒ってみれるの?!

子どもの面倒を見ながら仕事ができるから、在宅ワークって最高!…なんて、夢に描いていた時期が、たしかに筆者にもありました。

実際には、子どもがいながらの在宅ワークは本当に難しかったです。

ライターとして自宅で文章を書くわけですが、集中すれば30分程度で書き上げることができる内容も、子どもがいたらいつまで経っても終わらない…、でも書かなくちゃ!…と、無駄と分かっていながらも子どもを何とかなだめながら執筆チャレンジを繰り返していましたが、子どもの機嫌は悪くなる一方。筆者のイライラ度はMAXになり、お互い悪循環の日々を過ごしたこともありました。

「そもそも家族のために、子どものために始めた在宅ワークだったはずなのに…」と思った筆者は、子どもがいる時間は自宅で仕事することをほぼ諦めました。

在宅ワークを続けるための解決策

子どもの相手をしながら在宅ワークをすることが難しいと感じた筆者は、仕事中の子どもの預け先を探すことに。

2歳から通えるプレ幼稚園に、週3日通わせることで在宅ワークの時間を確保することに成功しました。

また、プレ幼稚園で遊んだ日は、比較的お昼寝してくれる率も高かったため、帰ってきてからも作業時間を確保することができたのです。

ちなみに、子どもが寝た深夜に作業を試みたことも何回かあったのですが、我が子は母親が隣からいなくなるとすぐ目を覚ましてしまうため、数回試した後にあえなく諦めたのです。

5歳になった現在も、母が隣にいないと深夜に起きてくることがありますが、事前に「どうしてもお仕事しなくちゃいけないの。夜に目が覚めても母ちゃんすぐ側にいるから、心配しないで寝ていてね」と言いきかせておけば、母が隣にいなくても寝てくれる頻度は格段に上がりました。
けっして毎回寝てくれるわけではありませんが、それでも仕事をする上では随分助かるようになりました。

現在、子どもは幼稚園の年中組さんです。
幼稚園に通っている日中4~5時間程度を在宅ワークの時間として活動しています。

在宅ワークと家事・育児のバランス、どうしてる?!

在宅ワークの前に、パートとして外に働きに出ていた時期があります。

その時と比べて、筆者が感じた在宅ワークのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

【メリット】

「ちょっと…」という家事がこなせる

どうしても外に働きに出ている時は、家事に手を付けることはできません。

仕事中でも少しだけ空いた時間に「流しに置いた食器、ちょっとだから洗ってくればよかった」「炊飯器のボタン押し忘れちゃった」とか、思い出すことはありませんか?

このような『そんなに時間を取らないちょっとした家事』を、在宅ワーク中ならこなすことができます。

トイレに立った時に、ついでに炊飯器や洗濯機のボタンを押しておく。
お茶を飲みたいなって思った時に、数枚だけ残っている洗い物を片付けちゃう。

こんな、名もない家事を溜めることなく仕事中でも対応することができる点が、在宅ワークの大きなメリットであると思いました。

身なりに気を付けなくていい

これは人によるかもしれませんが、元来面倒くさがりの筆者にはとても大きなメリットでした。

お化粧はここ数日していないけど問題無し!…なんて日を過ごしています。

コロナ過の今ですから、マスクをつけると顔半分が隠れてしまいます。
買い物などちょっとお出掛けの際にはアイメイクだけやっておしまい…という感じで、とても楽ちんです。

メイク代や洋服代の節約にもなっています。

【デメリット】

大人と話をする機会がほとんど無い

筆者の場合、依頼元のクライアントとのやりとりは、基本メールやチャットワークです。

企業のようにZoomを使ったオンラインでの会話をする場面が少ないため、大人と話をする機会がほぼありません。

家の中では子ども達だけです。“まともに会話”できることが少ないため、スーパーのレジ係の人と数分話すだけで嬉しくなってしまったものです。

スケジュール管理が子どもの予定中心になりがち

筆者が在宅ワークを選んだ理由は、子どもが急に病気になったり怪我したり…という時にも、即対応できるようにと考えてのことでした。

スケジュール調整が自分でできるため大変ありがたいのですが、どうしても子どもの予定を中心にした上で仕事のスケジュールを調整するので、独身時代のような『ガッツリ働く!』という環境ではないことが残念ではあります。

まとめ

在宅ワークと子育てや家事とのバランスについて、筆者の体験談を元にお話させていただきました。

幼い子どもには、仕事だからと言っても理解してもらうにはなかなか難しい時期ですよね。赤ちゃんから幼児期は特に難しいと思います。

それでも、側に子どもがいる安心感の中仕事ができる環境は、筆者にとっては喜びでもあります。

もし「今からでも在宅ワークしてみたい」というママさんがいらっしゃるなら、一歩踏み出してみることをおすすめします。

いろいろ悩んで行き詰まることもあるかもしれませんが、チャレンジしたその経験はけっして無駄ではない貴重な経験値になると思います。

影ながら応援しています!一緒に頑張りましょう!!

白藤さつき
13年間正社員として勤務。お局街道まっしぐらと思いきや、予想外に結婚。はたまた予想外に3人の子を持つ子だくさん母となる。現在、肝っ玉母ちゃんライターとして活動中。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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