#子育て
【ランドセルの選び方】探す時期、どこで買う?どう選ぶ?チェックすべきポイント7つ
入学を控えるお子さんをもつママの中には「ランドセルってたくさんの種類があるけど、どうやって選べばいいの?」と思うママも多いと思います。
筆者は、小4と小1の兄弟がいるので、ランドセル選びを2回経験したことがあります。入学後の子どもたちの様子を思い出しながら、ランドセルの選び方のコツをご紹介していきます。
探す時期はいつ?
ランドセル協会2020年4月入学対象『ランドセル購入に関する調査』によると、検討開始時期が入学1年前の4月から伸び始め、夏までには大半が検討しているようです。
また、購入時期のピークは8月と、大半は半年前には購入を済ませているようです。
どこで買う?
以前は大手百貨店や量販店、メーカーのショップ等の実店舗で購入することが多かったですが、現在ではネットで購入する人も非常に増えています。
それぞれのメリットを紹介します。
実店舗で購入するメリット
①試着できる
②色味、質感、大きさ、重さ等が実際に確認できる
③子どもが自分で手に取って選べる
ネットで購入するメリット
①人気商品が素早く抑えられる
②種類が選べる
③店舗より安い物が多い
④店舗に行く手間がない
事前に調べる?
ランドセル購入前の下調べとして、近所の小学生の登下校中にどんなランドセルを背負っているのか見てみてもいいと思います。
百聞は一見にしかず。今は何色が人気なのか、どんな形が多いのか、雨や薄暗い中で何色が見やすいか、高学年になると何色がしっくりくるか等、実際に見るととても参考になります。
どこをチェックする?7つのポイント
①サイズ
一般的なランドセルのサイズは主に3種類に分かれます。
【1】A4教科書対応サイズ(21.5㎝×29㎝)
【2】A4クリアファイル対応サイズ(22.3㎝×31㎝)
【3】A4フラットファイル対応サイズ(23.3㎝×31㎝)
現在【3】が主流であり、これから一人一台のタブレットも持参するようになるので、大きめのサイズがおすすめです。
学年に合わせてマチが大きく広げられる大容量のランドセルも、数多く販売されています。
②重さ
ランドセルの重さは1100g~1400gぐらいが一般的です。
おおよそ人気価格帯である4万~8万くらいのランドセルは、平均的な重さになっています。
100g~200g重くても実際手に取るとわからないものですし、数字で多少重かったとしても、体にフィットしたランドセルを選べば肩だけに重さが集中せず体全体で重さが分散されるため軽く感じますよ。
③色、デザイン
色は子どもが6年間使い続けるので、子どもが気に入った色を選びましょう。
ただし注意しておきたいことは、6年間使い続けることを念頭におくこと。
またデザインは華美すぎないものを選ぶと、6年間飽きがなく使えると思います。
ランドセル工業会によると、男児は黒が最も多く、次いで紺でした。
女児は赤、紫/薄紫、桃が多いとのことでした。
出典:ランドセル工業会
④素材
現在、量販店では9割以上が人工皮革であり、主流となっています。ランドセル工業会の調査では、人工皮革(クラリーノ)が多く、次いで牛革となりました。
大手ランドセルメーカー、フィットちゃんの公式サイトによると、クラリーノは天然皮革をモデルにした高品質な人工皮革であり、軽くて丈夫なだけでなく雨や汚れにも強くお手入れも簡単であるようです。
我が家もクラリーノにしましたが、何年経ってもきれいで、使い勝手が良くとても気に入っています。
⑤丈夫さ
現在、どこのメーカーも丈夫さに重きを置いているようですが、男の子の場合はより頑丈な物をおすすめします。
女の子に比べてわんぱくで扱い方も荒い場合が多いためです。
ただ過度に頑丈すぎるとその分重くなる心配もあるので注意したいところです。
⑥背負いやすさ
ランドセルメーカーの商品を比べてみると背負いやすさにこだわっている場合が多いようです。
【1】肩ベルトの形状
【2】背中のクッション加工
背負いやすさは上記の2点に現れるためいくつかよさそうなランドセルを親子で選び、実際に子どもに背負わせて見比べてみることをおすすめします。
子どもの体系、感じ方は人それぞれですので、「背負いやすい」と子どもが思えるものが一番だと思います。
⑦価格
ランドセル工業会の調査によると、2020年の4月入学のランドセル平均価格は53,600円となっています。また、5割以上が50,000円以上のランドセルを購入しているそうです。
購入したランドセルの金額帯
出典:ランドセル工業会
ランドセル購入の決め手は?
ランドセル工業会によると、商品購入の決め手は色やデザインを重視している人が多いとのことでした。
商品購入の決定理由
出典:ランドセル工業会
筆者の場合
長男に続く次男の、2回目の本気のランドセル選び。筆者は、長男の経験から【サイズ】と【背負いやすさ】に重点を置きました。
長男のときに購入したランドセルは、マチが伸びて大容量になるので非常に使いやすかったです。
教科書ノート筆箱等の他に、給食着袋や体操着袋、水筒、帰宅時に暑くて脱いだパーカー等、すべてランドセルに収納出来たので両手が空いて快適だったそうです。
手に持つものと言えば、すぐに取り出せるように上履き袋か傘くらい。
2年生になると、重たくて大変そうな1年生の手提げをよく持ってあげていたらしく、保護者からお礼を言われたこともありました。
しかし盲点だったのは、ランドセルのマチをMaxの状態にすると学校のランドセル置き場の棚に入らないことが、入学後に判明しました(^^;
現在長男は小4でMaxの状態までは広げて使っていないので不便はないですが、入学前にランドセル置き場は棚なのか、フックにかけるのか等確認してみても良いかもしれません。
長男のランドセル選びのときはさほど気にしませんでしたが、長男と登下校の際お友達のランドセルを見てみると、メーカーによって肩ベルトの形状にずいぶん違いがあるんだなと思いました。
肩ベルトや背中のクッション加工にも、硬さや厚み、感触の違いがあることに改めて気付き、次男のときには展示場に何回か出向いて要チェック。
いくつかランドセルを背負わせてみて、「これが気持ちいい、背負っていてラク!」と気に入ったランドセルを買いました。次男は、チェストベルト付きのランドセルが気に入ったようでした。
おわりに
ランドセルの選び方について紹介しました。
一生に一度のランドセル選び。6年間使うものですもの、子どもが使いやすくて気に入ったものを購入したいですね。
さまざまな種類がありますので、子どもと楽しみながら選んでみてはいかがでしょうか。
オリーブ
アラフォー主婦。小学生2人、園児1人を子育て中。時短・簡単・楽チンをモットーに、お金をかけずに楽しむことを模索中♪
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