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「胎教」にはどんな効果が期待できる?人気の方法3つを紹介
妊娠がわかると、ママの生活は一気に変わります。本格的な育児は出産してからですが、妊娠中にも赤ちゃんのために何かできることはないかと考えるママも多いのではないでしょうか。
妊娠中にできることの一つが「胎教」です。胎教にはどのようなものがあるのか、二児の母である筆者の体験談も交えて紹介します。
胎教とは?
「教」という漢字が使われるため、教育的なことを想像する人も多いかもしれませんが、胎教とは、赤ちゃんとママのコミュニケーションのことをいいます。
ママがおなかの中にいる赤ちゃんとコミュニケーションをはかることで、ゆったりした気持ちでリラックスできることが胎教の目的です。
胎教にはどんな効果がある?
妊娠中のママにとって良くないものの一つが「ストレス」です。
ママが強いストレスを感じると、血流量が減り、胎児の発育が悪くなるなどの影響が出ると考えられています。で
きるだけストレスを軽減し、ママ自身がリラックスできることが何よりも大切です。
胎教によって赤ちゃんとのつながりを感じ、ママが幸せな気持ちになることが、おなかの赤ちゃんにとっても効果があるといえます。
赤ちゃんにママの声は届いているの?
赤ちゃんの聴覚は、20週~25週くらいに働き始めると言われています。
ただ、おなかの中には羊水があるので、くぐもった音になり、声は届いても何を言っているかまではわからないようです。
20週前後になるとママのおなかが膨らみ始め、胎動も感じるようになり、改めておなかの中の命を実感する頃。
まだまだ小さい赤ちゃんとはいえ、ママの声が届いていると思うと愛着が深まりますね。
人気の胎教3つを紹介
話しかける
何を言っているかまではわからなくても、赤ちゃんにはママやパパの声はしっかり届いています。特別なことはしなくても、ママが感じたことや、「おはよう」「おやすみ」などのあいさつを、おなかの赤ちゃんに話しかけるだけでも十分な胎教といえます。
音楽を聞かせる
モーツァルトの曲を聴かせると頭が良くなる!という話を聞いたことがあるママは多いのではないでしょうか。
残念ながらその説は後の研究で否定されているようですが、モーツァルトの曲に多い音域は、脳に良い刺激を与えリラックスできる効果があるといわれています。
そのため、ママ自身がリラックスするという意味では、モーツァルトの音楽は効果的といえます。モーツァルトに限らず、ママが好きな音楽を聴くことも立派な胎教です。
絵本の読み聞かせ
手軽にできることからも、人気の胎教です。
おなかの赤ちゃんも、聞きなれたママの声にきっと安心することでしょう。
ママ自身も絵本を読み聞かせることで、おなかにいる赤ちゃんの存在を感じながら、ゆったり過ごすことができるのではないでしょうか。
【体験談】私の胎教は「ふだん通り」
筆者は二児の母ですが、あまり気負いすぎても疲れてしまうような気がしたので、胎教のためにこれといって特別なことは試しませんでした。
ただ、もともと音楽が好きだったこともあり、よく音楽を聴いていました。その影響かどうかはわかりませんが、上の子は音楽や歌うことが大好きです。
一番大切なのはママがリラックスすることだと知り、1人目の妊娠中は本を読んだり、音楽を聴いたり、好きなことをして過ごしました。
ただ、2人目以降の妊娠中はそうはいかなくなります。
これからママになる皆さんには、おなかの赤ちゃんの存在を感じながらゆっくり過ごす時間はとても貴重なので、好きなことをしてのんびり過ごしてほしいと思います。
ママがリラックスすることが胎教
ただでさえ妊娠中は、ストレスを感じやすい状態です。赤ちゃんのために何かしたいという気持ちは大切ですが、一番はママ自身がリラックスすることです。
終わってみれば、妊娠期間はあっという間です。妊娠中はおなかの赤ちゃんとのつながりを感じられる貴重な時間です。
ママ自身が、できるだけストレスを感じずに過ごせるよう、充実したマタニティライフを送ってくださいね。
石野アサミ
一男一女の二児の母、兼業ライター。複業と、二人の子育ての両立に奮闘中です。趣味は読書、ピラティス。
ライター紹介
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