コロナで変わった?子育て世帯の金銭事情
今年は新型コロナウィルスの影響が、さまざまな所に広がりました。医療機関を始めとし、日本経済への影響も大きく、人々の心にも大きな変化を起こしました。
身近なところでは、各家庭での過ごし方や家計へも影響しているのではないでしょうか?
今回は、新型コロナウィルスの影響がある前と後で、我が家の金銭事情についてどんな変化があったのか、または無かったのか。お話させていただきたいと思います。
家庭にいる時間が増えた分、上がった光熱費
筆者が住んでいる北海道では、全国的な自粛期間よりも前に自粛生活がスタートし、3ヶ月以上子どもとともに自宅で過ごす生活が強いられました。
そうなると当然、光熱費は以前よりも高くなってしまい、なんとか節約できる方法は無いか…と考えたのですが、まずは身近な問題点が目に止まったのです。
中学生になる息子2人は、自宅にいる間ほとんどをゲームやスマホを使っていました。
また、一時期昼夜逆転のような生活スタイルになってきてしまい、「これはマズイ!」としつこく注意して改善させましたが。後から光熱費の明細を確認した時、昼夜逆転生活をしていた時期に深夜電力が上がっていたのです。
家計的にもすぐに改善させて良かったと思いました。
光熱費以外に、食費も爆上がり…
家で過ごす時間が長くなり、子ども達の楽しみの1つになったのは食べることでした。「こんな状況なんだ、致し方ない」と思いながらも、毎日毎日朝昼晩と食事をし、それ以外におやつなどの間食もきっちり取っていた子ども達。
かなり食費がかさんでしまったのは言うまでもありません。
学校給食のありがたみを切に感じた期間でもありました。
ただでさえ食べ盛りの中学生男子です。食べることを止めるわけにもいかなかったので、ホームベーカリーを購入しておもち作りやパン作りといったお家クッキングの幅が広がったという点は利点だったかもしれません。
一方、節約できた点は?!
新型コロナウィルスに関連して、全体的には支出が増えてしまったかたちになりましたが、その一方で節約になった点もありました。
それは、娯楽費と習い事の月謝です。
我が家は毎週どこかにお出掛けしたり、月に1回は映画を観に行く…なんてことを特にしていたわけではありませんが、それでもたまの週末には外食をしたり、家族で近場におでかけしたり…なんてことをしていました。
その分の出費がまったく無くなりました。
また、自粛期間中は習い事も行けなくなったため、その間の月謝については免除されました。
毎月約3万円程度掛かっていた費用が、3ヶ月分節約できたのは大変ありがたかったです。
実は衣料費も節約
2020年2月下旬から自粛期間に突入し、その後春を迎え新学期になっても自粛期間が続きました。季節が1つ変わったわけですが、その間も自宅で過ごしていたため、ほぼ部屋着のみで済んでしまい新しく衣服を買い替えなくて良かったのです。
毎年新学期になると、何かと新しい衣料品を買い替えていました。
新しい靴下や上履きの他、トップスやズボンなんかもサイズアウトしていることが多く「新学年になるから」と、このタイミングで買い替えることが多かったのです。
でも、今年は買い替えるタイミングを見失いました。
自粛期間が明け、学校がスタートした時も制服ではなくジャージ登校となり、休日に外出することもなかなかかなわないということもあって、なんとなくある物でどうにかしてきた我が家。
季節的にも夏が近付いていたため、春物は飛ばして夏物からスタートした…そんな新学年となったのでした。
まとめ
新型コロナで変化のあった、我が家の金銭事情についてご紹介しました。
新型コロナウィルスは、まだまだ終息の道が見えません。これからも生活面そして経済面にも、大きく影響してくると思われる新型コロナウィルス。
金銭事情だけではなく、色々な価値観が変化していくのかもしれません。
どのように変化しても、自分の決断として後悔することが無いように、常に自分と向き合いながら進んでいければと願っています。
白藤さつき
13年間正社員として勤務。お局街道まっしぐらと思いきや、予想外に結婚。はたまた予想外に3人の子を持つ子だくさん母となる。現在、肝っ玉母ちゃんライターとして活動中。