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【英会話教室の実情と体験談】いつから始める?教室選びのポイントは?
2020年、株式会社イー・ラーニング研究所が実施した「子供の習い事アンケート」で、親が子どもにさせたい習い事ランキング第1位は「英会話教室」でした。
子どもに英会話をさせたいけど、実際どうなの?といった疑問や、英会話教室の種類、教室を選ぶときにチェックしたいポイント等、我が家の体験談(8歳・6歳の男児が1年半通学中)も交えて記述していきます。
英語の習い事、いつから始める?
バンダイが実施した、「英語を学び始めた時期についてのアンケート」では、学び始めた時期が最も多かったのは小学1年生、次いで5年生、3歳という結果になりました。入学時期や入園時期、また英語の授業がスタートした小学5年生から始めた方が多いということです。
また、これまで小学5年生からだった英語教育が、2020年から小学3年生からスタートに変わり、小学5年生からは「教科」として、通知表に成績がつくようになっています。
我が家では、5歳と7歳からのスタートでした。
英会話教室って、どんなものがある?
英会話教室の種類
日本は、「英語学習大国」と言われるほど、英語が習える教室がたくさんあります。
そのなかでも、英会話教室には大きく分けると、
①大手フランチャイズ型
②個人経営型
の2つの種類があります。
大手フランチャイズ型のメリットとして、
①知名度、安心度がある
②テキストやカリキュラムがしっかりしていて、学習指導の情報が豊富である
③駅から近い等、通いやすい場所にある
④設備が充実している
等が挙げられます。
一方デメリットは、
①広告料、賃料などで月謝が高くなりがち
②教室によって指導力に差がある
③アフターケアが形式的なものになりがち
等が挙げられます。
次に、個人経営型のメリットとして、
①先生と密接にコミュニケーションがとれる
②臨機応変に対応してもらえる
③サポートが充実している
④時間が長い・金額が安いことが多い
等が挙げられます。
一方デメリットは、
①大手に比べて教材の質が劣る
②学習の指導力、情報量が先生の実力にかかっている
③外部からの目がないため、先生の個性や教室のカラーが色濃く出るので、合う・合わないがはっきりする
等が挙げられます。
英会話教室の人数
英会話教室を選ぶ際に、
①グループレッスンか、②少人数またはマンツーマンかといったことも大事な要素になります。
筆者は、20人くらいで行う大人数のレッスン、4~6人ほどで行う少人数レッスン、マンツーマンで行うレッスンを体験したことがあります。
大人数レッスンのメリットは、
①親子ともに英会話教室を通じて知り合いがたくさんできる
②他の子どもから刺激がもらえる
③大人数で英語の歌やダンス、ゲーム等ができるので盛り上がる
等です。
デメリットとしては、
①先生が一人に対してかける時間が少なくなる
②良くも悪くも周りから影響されてしまう
③アウトプットできる機会が少ない
等です。
それに対し、マンツーマンの一番のメリットは、1対1の対話になるので、英語のアウトプットが格段に増えることです。
少人数グループレッスンはその中間といったところでしょうか。
我が家の場合
我が家の場合は、知名度・安心度・通いやすさを重視したので、近隣の大手英会話教室を選びました。
しかし、1年後にその教室が閉鎖してしまい、その英会話教室の先生が自宅で教えている、個人の英会話教室に切り替えました。
上記のように、大手ならではの教材やカリキュラムはないものの、先生とじっくりコミュニケーションがとれ、休みや時間の変更など臨機応変に対応してくださっているので、とても助かっています。
またレッスンの人数ですが、当時7歳だった長男は、みんなでワイワイと英語に触れるよりも、先生と自分のペースでじっくり話をすることの方が好きだと言っていたのでマンツーマンに。
5歳の次男は、お友達と歌やゲームをしながら英語に触れる方が楽しかったようなので、4人ほどのグループレッスンにしました。
同じ教室で同じ先生でも、子どもの性格によって感じ方はさまざまなのだな、と思いました。
英会話教室は体験レッスンができるところがほとんどなので、実際に体験してみて、子どもと先生との相性や、周りの雰囲気などを見ながら決めるとよいと思います(^^)
英会話教室を選ぶとき、チェックしたいポイントは?
①子どもが居心地よく過ごしているか
これから長い時間をその場所で過ごすため、先生やお友達、教室の雰囲気が子どもにとって居心地よい場所であるかはとても大事なことだと思います。
そして、合わない先生より子どもが慕う先生に教わった方が、飲み込みもずっと早くなります。
②〇歳までに、どの程度のレベルにまで英語力を伸ばせるか
英語力を培う一定期間の目安としては、就学前や、小学校卒業時までの期間を目安にすると良いと思います。
中学生に入ってからは、学校や塾、部活に時間を取られて習い事をやめるケースが多いからです。
我が家は英会話教室をいくつか体験に行きましたが、授業内容は実にさまざまでした( ゚Д゚)!
具体的には、歌やダンスを中心に、音楽をかけて体を動かしながら英語に触れる、カードゲームやフラッシュカードを中心に進める、英会話を中心に行う、工作や絵、料理をしたりしながら英語に触れる、机上で英語教材をどんどんとこなす、等です。
また、次のレッスンまでの宿題の有無や量も、教室や先生によって全く違いました。
その教室ごとに、到達目標が「英語に親しむ、好きになる」「英会話が○○のレベルまでできるようにする」「学校の英語のテストでいい点数をとれるようにする」等さまざまなので、教室側の英語力の到達目標と、親が求める到達目標を一致させてから入会すると、「思っていたものと違う…」といった不一致が起こりにくくなりますよ。
③民間の資格試験を扱っているかどうか
例えば、幼児・小学生ですと、英検ジュニアまたは英検、JET、国連英検ジュニアテスト、JAPAC児童英検、TOEFL Primary等があります。
民間資格試験を受験して、英語力が上がっているか、教室に行っている成果が出ているかも確認できるとより安心ですよ。
おわりに
英会話教室について記述しました。
我が家の子ども達は、英語が好きというよりも先生が好きなようで、英語で先生とコミュニケーションをとれることを楽しみに通っている様子です。
また、週一回ですが外国人と話をすることで、学校や幼稚園でも外国人の先生に緊張することなく話しかけることができることも良かったな、と感じています。
また筆者自身も、先生とお話したり英語教材に触れたりしながら、日本と違った外国人の考え方や文化に触れることができ、新鮮で面白く感じています。
この記事が、子どもを英会話教室に通わせてみようかな、と思っているお母さんのお役にたてれば幸いです。
オリーブ
30代主婦、8歳、6歳、3歳の3児を子育て中。時短・簡単・楽チンをモットーに、お金をかけずに楽しむことを模索中♪