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2020.12.17
#子育て

子どもが風邪!家庭内で感染させないために大切なこととは?

冬はインフルエンザやロタウイルス、RSウイルスなどさまざまな感染症が流行するので、パパ・ママはしっかりと対策を練っていらっしゃるでしょう。

しかし、いくら気を付けていても子どもはどこからか風邪をもらってくるもの。

子どもの風邪が家庭内感染して家族全滅…なんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

特に看病の要となるママが感染してしまうと一大事なので、今回は家庭内感染させないために大切なことをまとめました。

風邪が感染するルートとは?

そもそも風邪はどのようにして家庭内で感染するのでしょうか?

風邪の原因であるウィルスや細菌によって感染経路は異なりますが

  • 空気中に浮遊するウィルスや細菌の粒子を吸い込むことで感染する(空気感染)
  • 咳やくしゃみによって飛び散ったしぶき(飛沫)に混ざったウィルスや細菌を吸い込むことで感染する(飛沫感染)

が主な経路です。

特に家族だと一緒に食事をすることで感染者の唾液を取り込んだり同じ空間に長時間一緒にいたりすることで感染のリスクが高まってしまうのです。

家庭内感染を予防する方法

この章では、家庭内感染のリスクを下げる方法を紹介します。

家族全員マスクをする

風邪を引いている本人もできるだけマスクを着用することで、唾や呼気に含まれるウィルスが遠くまで飛び散るのを減少させることができます。

風邪を引いた子どもがマスクを嫌がる場合は、看病するパパ・ママは必ずマスクをしてください。
全ての原因菌を遮断することはできませんが、直接くしゃみや咳がかかる距離で看病する場合は予防効果を期待できると考えられています。

出典:自治医科大学附属さいたま医療センター「マスクの効果と正しい使用方法」

感染者を隔離する

風邪を引いた子どもは、家族が出入りしない部屋に隔離するのが理想です。
便から原因菌が排出されることもあるので、トイレが2箇所ある家庭は風邪を引いた子ども用とその他の家族用で分けて使うとさらに安心。

温度&湿度管理と適度な換気

空気が乾燥すると、鼻や喉の免疫機能が下がりウィルスや細菌に感染しやすくなったり、ウイルスによっては乾燥した空気を好むので増殖したりすることがあります。

冬に流行するインフルエンザは、温度20度以上、湿度50〜60%の環境下だと感染力が低下することが分かっているので暖房器具や加湿器で室温と湿度を管理することが重要です。

また、空気中のウィルスを少なくするためにも、2〜3時間に1度は部屋の換気を行います。

出典:厚生労働省「令和2年度インフルエンザQ&A」東京都健康安心研究センター「くらしの健康」

特定の人が看病する

パパとママが交互に看病すると、どちらも感染のリスクが高まり家族が全滅ということになりかねません。
風邪を引いた子どもと接するのは特定の大人だけにして、もう一方はそれ以外の家事や子育てをサポートしましょう。

ゴミは密閉して捨てる

鼻水がついたティッシュや下痢がついたおむつは必ずしっかりと密閉できる袋に入れてからゴミ箱に捨てます。

バランスの取れた食事と睡眠を確保する

免疫力を高めれば、ウィルスや細菌が体内に入ったとしてもうまく排出したり防護システムが正常に働いたりして感染しにくくなります。

免疫力を高めるためには、生活習慣を整えることが必要です。

良質なタンパク質やビタミン、ミネラルを含むバランスの良い食事を心がけ、夜更かしせずに早寝早起きをします。睡眠をじゅうぶん取ることで、自律神経が整い免疫力がアップしますよ。

子どもが風邪を引くとそれに気を取られて食事や睡眠が疎かになりがちですが、パパ・ママが倒れてしまったら元も子もありませんので、自分の体調管理にも気を配りたいところです。

感染予防対策をしっかりして冬を乗り切ろう!

風邪を引かないのが一番ですが、集団生活をしているとそうもいきませんよね。

もし子どもが風邪を引いてしまった場合は、マスクを着用したり室温や湿度を管理したりして家庭内感染をできるだけ防ぐ工夫をすぐにしましょう。

また、看病をするパパやママが倒れてしまっては大変なので、バランスの取れた食事や良質な睡眠を確保して、自分自身のケアも忘れないでくださいね!

藤永瞳
4歳と2歳の姉妹を育てながらフリーライターとして働く兼業ママです。甘いもの、映画鑑賞、ネットショッピング、わんこが大好きです!

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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