#子育て
二人目出産 里帰りする?自宅に残る?
自宅で過ごすことにした4歳差姉妹のワーママ
出産時は自宅で過ごす?里帰りする?一人目出産と二人目出産とでは、考えなければいけないことが違います。
筆者は、一人目出産時は里帰りし、二人目出産時は自宅で過ごしました。
いくつもの要素を総合判断した上での筆者の経験談ではありますが、これから二人目出産をどうしようかと検討される方の参考になれば幸いです。
パパは出張が多いので最初から戦力外予定
まず同居家族としてサポート代表格であるパパが、どの程度協力してくれるかが最大のポイントになりますよね。
単身赴任、夜勤あり、育休取得可否など、それぞれの置かれた状況が異なります。我が家の場合、パパは出張が多く、二人目を出産した2015年は世間でも男性の育休を取得しやすい状況とは言い難く、産後、長期にわたってのサポートは難しいと考えていました。
そのため、産前産後のパパのサポートは可能な範囲で、という前提で考えていました。
上の子の育児が少し楽になっていた
二人目が産まれた時、上の子は既に4歳になっておりトイレやお風呂を含め、身の回りの最低限のことは子ども自身が自分でできるようになっていました。仮に1歳2歳差の兄弟であったとすると、未満児と新生児を同時にお世話するので大変なことも多いと思いますが、4歳差であった我が家は、ずいぶんと楽だったと思います。
また、筆者の産休中、育休中も、上の子は日中、保育園に通っていました。そのため、24時間体制で子ども二人を同時にお世話をすることもないという状況でした。
実家は新幹線で3時間の距離
自宅と実家が近ければ、産後に里帰りすることも可能でしょう。
筆者の実家は新幹線で3時間かかる距離です。車の場合は6時間ほどかかります。
産後に新生児と長女を連れての長距離移動は厳しいので、産後の里帰りはまずないと考えていました。
また保育園に通っている長女を産前産後の長期間に渡って保育園を欠席させることは、できれば避けたいとも考えていました。
たとえ産前産後の2か月程度であったとしても、お友達と離れて祖父母としか遊べない日々は、4歳の長女には合わないだろうなと思っていました。
結果、退院後に実母に2週間自宅に来てもらった
両親は健康でしたが、私にとってはじめての赤ちゃんでもないし大人に数人がかりで手伝ってもらうほどでもないだろうと考えていました。
また、日夜授乳することを考えると実父がいるとやりにくいな、とも考えていました。
とは言え産後は家事や長女の遊び相手を引き受けてもらえるほうがありがたかったので、実母に2週間泊まり込みで来てもらいました。
筆者として一番心配していたのは、陣痛や破水があり病院に行かなければならなくなった時に、長女の世話をしてくれる人がいるか、ということだけでした。
陣痛の痛みは自分が耐えればいいと思っていたので(笑)
パパにも臨月はできるだけ出張予定を入れないようお願いしていました。
また、いざとなったら長女の面倒は任せてと言ってくれるママ友もいたので、パパが帰宅するまでの数時間をどうにか乗り切れればよいと考えていました。
私の入院中も長女は保育園に行きますし、パパも休みを取れる予定でしたので、実母には退院後に来てもらえば十分だと判断しました。
次女は夜泣きもなく本当によく寝る子だったので、私も授乳とおむつ替え以外は横になって休むことができ、実母には新生児の世話ではなく料理や洗濯を中心とした家事や、長女の保育園送迎をしてもらう程度でした。
既に最新家電をそろえていた我が家ではあまりすることはないと実母は言っていましたが(笑)
産後はしっかり休むことができ、体の回復が早かったので来てもらえてありがたかったですね。
産後の過ごし方いろいろ
筆者の場合は2人目の出産前から出産後も自宅で過ごしましたが、どこで誰と過ごすかはさまざまなケースがあるようです。その一部を紹介します。
ママの実家に里帰り
上の子を連れて実家に里帰りするという人は多いと思います。
地元の友人と会うことや、親戚が上の子の遊び相手になってくれるなど、実家での環境が恵まれている場合や、どうしてもママだけで対応せざるを得ない場合はやはりママの実家で過ごすことを選ぶようですね。
パパの実家でお世話になる
筆者の友人に、一人だけいましたね。ママの姉妹が同時期に初産のため実家へ里帰りするということで、二人目出産のママはパパの実家でお世話になることにしたそうです。
しかし、気を使ってゆっくりできなかったので、2週間滞在の予定を1週間に早めて自宅に戻ったそうです。
自宅にて夫婦でのりきる
上の子がいても小学生以上であれば、パパとママだけで対応できるかもしれません。保育園や幼稚園のように上の子の送迎があるわけではなく、自分で登校して下校する小学生ですから、家事や子守りでも戦力になってくれますよね。
自宅にて実母を呼び寄せる
パパは多少気をつかうかもしれませんが、ママにとっては頼りになる助っ人ですよね。やってほしいこと、やってほしくないことも、親子であれば気軽に伝えることができます。
自宅に実母が滞在するスペースがあること、実家で実母が家を空けても構わないこと、実母の健康状態が良いことなど条件はあるでしょうが、筆者はこの方法で良かったと思います。
産後院に入る
海外に住んでいる筆者の友人は、産後のママの身の周りの世話から赤ちゃんのケアまで行ってくれる「産後院」に滞在するそうです。
日本でも産後ケアをサポートしてくれる施設はあるようですから、選択肢の一つとして心強いですよね。
千差万別、誰の経験もあくまで参考でしかない
上の子の年齢
自宅での家族のヘルプ状況(パパ、近居の親戚、友人)
実家までの距離(退院からの里帰りか、出産前からの里帰りか)
実家の受け入れ体制(両親の体力、同居の家族、実家のスペース)
状況はみんな少しずつ違うはずです。
誰かの経験を参考にはしつつ、自分の状況に合わせた判断が必要になると思います。
家族と話し合い、何より産後はママの心身が休まるように過ごせるといいですね。
rimos
小学生と保育園児の姉妹育児中のママ。金曜夜のビールが大好物。仕事も家事も時短命。
ライター紹介
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