転勤族レポ。慣れない土地での保育園探し
ワーママにとって重要な令和3年度の保育園利用申請の季節がやってきましたね。
すでに申込み受付が終わっている地域もありますが、福岡市の一次申込み締切日は12月1日です。
0歳児を子育て中の筆者は、夫の転勤でまったく馴染みのない福岡での保育園探しを始めました。
自宅の周りにどれくらい保育園があるのかも知らない状態からのスタートで、いろいろ苦労もありました。
そこで直面した転勤族ゆえの体験談を書かせていただきます。
筆者と同じように転勤先での保育園探しを検討中のママの参考になれば嬉しいです。
知らない土地の保育園探しは役所を利用するのがベスト
いざ保育園探しを始めようとした時、自宅の周りにどれくらい保育園があるのか知らない!!
そんな筆者が活用したのが区役所が発行している『子育て情報マップ』です。
印刷されたものは区役所などで入手でき、各区のホームページでも同様の内容を見ることができますよ。
子育て情報マップは、区内の認可保育園、小規模保育園、企業主導型保育園、幼稚園などがマップと共に掲載されており、近所の保育園を簡単に見つけることができました!
ただ、区によっては企業主導型保育園の掲載がない場合も。そんな時は福岡市役所のホームページ内に企業主導型保育園の案内がしっかりあるので、そちらを確認してください。
認可保育園の空き情報は、福岡市保育協会ホームページ内で確認できます。情報は定期的に更新されているので、気になる保育園があったらマメにチェックしてみてください。
相談できるママ友がいない状況は育児施設でカバー
転勤族のママが大変なのはママ友ができづらいこと。他のママたちの保活を探るべく、未就学児の子どもと親が利用する『子どもプラザ』や『地域の公民館』で会うママやスタッフに「保育園どこ探してる?」「○○保育園はどんな感じ?」など情報収集しています。
子どもプラザで行われる『保育園相談会』では保育士にマンツーマンで細かなことまで相談できるのでタイミングが合えば参加してみるのもおすすめです。
転勤年数によって保育園候補を選択
保育園の候補は、転勤先(福岡)で暮らす年数を想定して選びました。
子どもが3歳になる頃に福岡から離れる可能性があるので、少人数で手厚く面倒を見てもらえる0〜2歳児中心の小規模保育園や企業主導型保育園を検討しています。
現段階で3歳以降も福岡だと分かっていたら、校外学習の多い大きめの保育園を選んでいたと思います。
保育園に通わせる決断を悩んだことも
夫の転勤と出産が重なり、筆者は長年勤めた会社を辞めました。在宅でライター業をしながらでも子育てできると思っていたのですが、ずり這いをし始めた頃から仕事に集中できなくなり保育園の利用を決断しました。
「小さい頃はママが一番だから保育園に入れず一緒に居た方がいい」という考えもあり、一時保育だけで十分なのでは?平日保育園を利用しても週3は預けずに一緒に過ごす方がいいのでは?と正直、悩みました。同じような考えで、育休を延長しようか悩んでいるママもいました。
育児は量より質
これは保育相談会の時の保育士がかけてくれた言葉です。
在宅でも赤ちゃんと遊ぶ時間がないなら保育園に預けて、保育園から帰ってきた後に1〜2時間しっかり愛情が伝わるコミュニケーションをとる方が良いと言われ、悩みがなくなりました。
片っ端から保育園を見学して分かったこと
園ごとにオムツの持ち帰り有無や購入品が異なるので、自分たちに合った保育園を見つけるのが意外と苦労しました。
道路環境も大切。マップ上では「家から近いから良さそう」と思った保育園でも、通園するための歩道幅が狭い、段差が多いなど実際に歩いてみて気づくことも多かったです。
今後、コロナウイルスがどうなるか分からないので、保育園の見学は早めに行きましょう!
むとう よしえ
コピーライターを経てフリーランスに。2020年1月に男の子を出産。里帰り後は、新天地・博多での暮らしがスタート。幼い子どもと楽しめる九州スポットを見つけたい。