#子育て
「小1の壁」って本当にあるの?先輩ママの実体験から教えます
「小1の壁」 具体的に、何が大変?
「小1の壁」
この言葉を聞くだけでも、当時のことを思い出して胸がざわざわとしてしまいます。
筆者の上の子は既に小3となり、小1では不安だったことも今では当たり前になり、筆者自身の働き方も当時と変わっていますが、あの時の経験が、これから「小1の壁」をむかえる誰かの参考になれば幸いです!
大変だったこと ~入学前編~
カレンダー次第ではありますが、3月31日まで保育園(卒園式の後も、年度末までは登園可能な園が大半かと思います)、4月1日からいきなり学童がスタートするのです。
学童ごとの違いはあると思いますが、「入学式までは保護者による送迎が必要」というルールはよく聞きますし、実際に筆者も送迎しなければなりませんでした。
何が大変だったかと言えば、やはり時間のやりくりです。
当時はフルタイムで出社する働き方でした。
保育園児の次女を保育園へ送り、新一年生の長女を学童に送り、定時に出社しようと思うと7時半に自宅を出なければいけませんでした。
夫は出張が多く不在がちだったので私一人でこなすしかなく、加えて長女の学童用の弁当作りも必要でした。もう、何がなんだか・・・。
同じような状況のママ友がいたので、私は保育園送迎、ママ友は学童送迎というように協力してどうにか乗り切りました。
大変だったこと~入学直後編~
学校からのプリントの多さに眩暈がしていました。ただの連絡事項であればメールでいいのにと思うこともありますし、回答が必要なプリントもやたらと多いのです。しかも提出期限まで2~3日しかないということもよくありました。
そして先輩ママたちから噂に聞いていた宿題の丸付け、音読チェック、計算カードチェックというタスクが毎日です(これは本当に泣きそうでした)。
宿題のチェックですから、子ども自身が宿題を済ませた後でないとできません。帰宅し、夕食、お風呂など最低限の身支度をするだけの保育園児とは違うのが小学生。計算プリントやひらがなプリントなどは学童にいる間に終わらせてきてくれた長女でしたが、音読や計算カードは親が聞いてチェックしなければいけないのです・・・。夕方~夜の忙しい時間で、疲れてぐずる次女の面倒も見ながらです。これは親子ともに慣れるまでが大変でしたね。
大変だったこと~夏休み編~
長い!小学生の夏休みは6週間近くあるのでとにかく長いのです!
その間の学童用のお弁当作りは仕事で疲れた体にはきつかったですし、寝坊して作れなかったらどうしよう・・・というプレッシャーもありました。
これはとことん手を抜く日を作ったり、週末におかずを作ったりすることでどうにか乗り切りましたが、「小1の壁」としてはこの期間が一番体力を要した日々でした。
もう一つは、「夏休みまで学童に行きたくない!」という子どもをどうにか行かせることでした。
保育園は夏休みがなく、クラスのほとんどの子が登園していた保育園時代とは違い、夏休みの間学童に行く子はクラスの中でもごくごく少数派なのです。
1~2週間のことであればどうにかスケジュールをやりくりすることもできますが、6週間は無理です。どうしても学童に行ってもらうしかないのです。
これについては夫婦で協力して、週1回は夫婦どちらかが休むか在宅勤務をすることで、子どもにも週1回学童を休む日を作り納得してもらいました。
大変だったこと~現在進行編~
平日に親が休まなければいけないことが多い!
年に一回の保育参観と運動会やお遊戯会のみ(とは言え平日に保護者が参加する行事は少ないですよね)だった保育園と違い、家庭訪問、個人面談、年に5、6回はある学習参観など、予定された平日行事をこなすだけで有休がどんどん減っていきます。(年度初めに学校から年間行事日程表が配布されるので、即仕事のスケジュールに足しておきましょう!)
それとは別に、台風による休校では学童も休みになりますし、我が子が元気でもインフルエンザで学級閉鎖になることもあり、有休消化のスピードはただごとではありません。
実際に我が子が小学校に通い始めて気づいたこと
小学校というのは、保育園ではないのです!当たり前のことですが、本当にこれにつきますね。
お迎えに行った園で、同じくお迎えのママと話してお互いの多忙を励ましあうことができた保育園とは違い、親同士の交流も限られたものです。
育児の不安を気軽に先生に相談できた保育園とは違い、小学校は先生ときちんと話す機会が年に1、2回しかありません。そのため、学校で起こったことは子どもから聞かなければ分かりません。
行きたくないと泣く子を園の玄関で先生に引き渡していた保育園とは違い、玄関を出ていった我が子が本当に小学校に行ったのか心配しなければいけないのです。
お世話は楽になりましたけど、心労は圧倒的に増えたのが小学生ママである筆者の本音です。
親子で一緒に成長していく
子ども自身も明確に意思表示をするようになり、親子で意見が合わないこともあります。
学校の状況で不安なことがあり、まわりのママ友から知らせてもらって状況を把握することもあります。
小学校生活はそんなことの連続ですが、少し成長した子どもと一緒に、親子で解決策を探していくしかないのだろうなと思います。
きっと、中学生になっても、高校生になっても、新たな不安はでてくるでしょうからね(笑)
rimos
小学生と保育園児の姉妹育児中のママ。金曜夜のビールが大好物。仕事も家事も時短命。