みんなどうしてる？「我が家の卒乳・断乳」体験談

ママの仕事復帰が決まったり、離乳食の比率が増えたりすると、「そろそろ卒乳・断乳の時期かな？」と考え始めるでしょう。

しかし、ママが「おっぱいやミルクをあげるのをやめよう！」と思っても、赤ちゃんはすぐに納得してくれません。
つまり、卒乳・断乳は、ママだけ頑張ってもうまくいかないということ。

そこで、今回は、我が家の卒乳・断乳の体験談を踏まえて、スムーズに断乳する方法や注意点を紹介します。これから卒乳・断乳をしようと思っているママは参考にしてくださいね。

【体験談】卒乳・断乳で苦労したこと

我が家の、長女と次女は、1歳6ヶ月でおっぱいをやめました。

その時に一番苦労したのは、寝かしつけです。

おっぱいで寝かしつけをしているママはとても多いのではないでしょうか。私も、寝かしつけは絶対におっぱいだったので、初日は子どもがうまく寝付けず、結果的にグズグズしておっぱいを欲しがるという感じでした。

でも、赤ちゃんの適応能力はすごいです！2.3度自分で寝付けると、それ以降はすんなり寝てくれるようになりました。

寝かしつけを少しでもスムーズにするために、「絵本を1冊読んで寝る」というような入眠儀式を、断乳や卒乳の前にしっかりと習慣付けておくといいですね。

【体験談】卒乳・断乳のために試したこと

私が、実際に試したことを3つ紹介します。

おっぱいを卒業することを子どもと話す

1歳を過ぎたころから、「おっぱい」や「バイバイ」などの言葉は徐々に馴染みが出てくるでしょう。
私は、「あと〇回ねんねしたら、おっぱいバイバイだよ」と赤ちゃんでも理解しやすい言葉で、2週間前くらい前から伝えていました。

ママの心の準備もできるので、赤ちゃんと一緒にカウントダウンをするのはおすすめです。

乳首にばんそうこうを貼る

卒乳1日目、いつものようにおっぱいを欲しがる我が子。「おっぱいバイバイだよ」と伝えても欲しいと泣くので、乳首にばんそうこうを貼り、「おっぱい無くなっちゃった」と見せました(笑)

すると我が子は、相当びっくりしたようで一瞬固まり、「おっぱい、ない…」とつぶやいて寝てくれました。

「そこにおっぱいがある！」と思うと我慢するのは難しいので、「あげたいけど、無理なんだよ～」と伝えて、諦めてもらうのもひとつの手ですよ。

パパに協力してもらう

断乳が嫌で、何日も泣き続ける赤ちゃんもいます。すると、ママも途中で諦めて、おっぱいをあげてしまいそうになるでしょう。
特に、断乳・卒乳中の夜はママ一人では大変なので、「もう駄目だ！」と思う前にパパに協力を頼みましょう。

我が家は、卒乳2日目にパパと寝てもらいましたが、「パパはおっぱいがないから泣いても意味がない」と思ったのか、すぐに諦めて寝てくれましたよ。

卒乳・断乳の注意点

卒乳・断乳をする際の注意点を3つ紹介します。

上手に食事から栄養が摂れたら断乳・卒乳をする

母乳やミルクをやめる場合、栄養はすべて食事から摂らなくてはなりません。

そのため、上手に食事ができるのか、ということは重要。例えば、食べ物を咀嚼してスムーズに飲み込めるか、コップやストローマグで飲み物が飲めるか、ということです。

また、離乳食だけでは不足しがちなカルシウムやミネラルなどを補うためのフォローアップミルクの味に慣れさせておくといいでしょう。

おっぱいのアフターケアを知る

母乳がたくさん出ているときに卒乳・断乳をすると、母乳がたまりおっぱいがカチカチになったり熱を持ったりして、最悪の場合乳腺炎になってしまいます。

卒乳前後に、母乳外来を受診し、おっぱいマッサージや絞り方の指導を受けると安心です。

涼しい時期に卒乳する

絶対に涼しい時期に、卒乳・断乳をしなければいけないわけではありませんが、私は助産師さんに「夏場は避けた方がいいよ」とアドバイスをもらいました。

その理由は、
・赤ちゃんの喉が渇きやすく、おっぱいやミルクを欲しがるから
・ママの水分補給が多く、母乳が作られやすいから
とのことでした。

卒乳・断乳の時期をまだ決めていない方は、涼しい時期がおすすめです。

卒乳・断乳は家族みんなで乗り切る

卒乳・断乳は、ママと赤ちゃんにとって一大イベントです。少しでもスムーズに終えられるように、入眠儀式を習慣化したり、アフターケアの準備をしたりしましょう。

うまくいかないとくじけそうになりますが、私が試した方法も参考にして、家族みんなで乗り切ってください！

藤永瞳
4歳と2歳の姉妹を育てながらフリーライターとして働く兼業ママです。甘いもの、映画鑑賞、ネットショッピング、わんこが大好きです！