【ぬいぐるみの洗い方やお手入れ方法】へたったぬいぐるみがフワフワに!
子どもがぬいぐるみをギュッと大切そうに抱きしめている姿はとっても癒されますが、四六時中離してくれないとなかなか洗濯をするタイミングがありませんよね。しかし、意外とぬいぐるみは汚れが付きやすく、黒ずんだりダニがついたりするので定期的なお手入れが必要です。
そこでこの記事では、ぬいぐるみの
- 洗い方
- 洗う頻度
- 日々のお手入れ方法
をまとめました。「汚れたぬいぐるみがあるけど洗い方が分からない」という方はぜひ参考にしてくださいね!
ぬいぐるみは丸洗いできる?
ぬいぐるみの洗濯表示タグに水洗いOKの表記があれば丸洗いできます。
洗濯表示タグがついていないぬいぐるみの場合も、基本的にポリエステルや綿素材のもので、中身が綿わたやビーズ、パイプであれば丸洗いできます。
量産されているタイプのぬいぐるみはこれらの素材が使われていることが多いので、丸洗いしても大丈夫でしょう。
逆に以下の特徴があるぬいぐるみを丸洗いするのは控えましょう。
- 革製
- 電池や機械がついている
- ボタンやレースなど繊細な装飾がついている
- 色落ちが心配
- 古く劣化が進んでいる
- 大きすぎる
洗えるかどうか分からない場合は、製造メーカーに問い合わせてみてください。もし、「メーカーが分からない」「自宅では丸洗いできそうにないけど汚れが気になる」という場合は、ぬいぐるみ専門のクリーニング業者を利用するのもひとつの手です。
ぬいぐるみはどうやって洗う?
自宅で洗濯できることが分かったら、早速洗っていきましょう。洗う前の下準備と洗濯機で洗う場合、手洗いで洗う場合の2つの方法を紹介します。
洗う前の下準備
①服や飾りなど外せるものを外す。
②ブラッシングをして、表面のホコリを取る。
③汚れがひどい箇所は予洗いする。
洗濯機で洗う場合
楽で早いのが洗濯機で洗うこと。ただいくつか注意点があるので、事前に確認をしましょう。
- ぬいぐるみだけで洗う
- 洗濯ネットに入れる
- 手洗いコース(ドライ)を選択する
- おしゃれ着用洗剤を使う
- 脱水時間は短めにする
洗濯機で洗う場合は、水流や摩擦によって形崩れする可能性があります。1体ずつ洗濯ネットに入れたら水流の穏やかな手洗いコースで洗濯しましょう。
手洗いで洗う場合
形崩れが心配なぬいぐるみは、手洗いがおすすめです。具体的な手順を紹介します。
①洗面台や桶にぬるま湯をはり、規定量のおしゃれ着用洗剤を入れてよく混ぜる。
②ぬいぐるみを入れて押し洗いする。
③お湯を3〜4回入れ替えてすすぐ。
④柔軟剤を少量入れて、20分ほどつけ置きする。
⑤1回すすぎ、押して水分を絞ったらネットに入れ20秒ほど洗濯機で脱水する。
ぬいぐるみの干し方は?
ぬいぐるみを洗った直後は、毛の流れが乱れたり中綿が偏ったりしています。その状態で乾かすと手触りが悪くなったり形崩れしたりするので、必ずブラッシングをして形を整えましょう。
ブラッシングは毛の流れに逆らってブラシを動かすことで毛が立ち上がりフワッとします。
ピンチハンガーに挟んで干すと水を吸ったぬいぐるみ自体の重さで生地が伸びる可能性があるので、平置きをして風通しの良い日陰に干すのが基本です。
ぬいぐるみを洗う頻度は?
頻繁に洗うと色落ちや生地の劣化になりますし、逆に数ヶ月間放置すると汚れが定着して落ちにくくなります。そのため、ぬいぐるみを洗う頻度は月に1回がベスト。
乾くまでに時間がかかるとその間に雑菌が繁殖しやすいので、気温が高く空気が乾いた日を狙って洗濯してくださいね。
ぬいぐるみの日々のお手入れ方法
ぬいぐるみで一番心配なのが、ダニがつくことではないでしょうか。ダニはアレルギーの原因にもなりうるので、ダニをつきにくくする必要があります。
そこで効果的なのが、ダニを寄せ付けないスプレーです。
アリエール ファブリックスプレー 布用 ダニよけプラス 本体 320mL
ダニ除けスプレーは、無香料で刺激の少ないものを選ぶと安心です。
その他、ジメジメした状態を作らないように、週に1回は風通しの良い場所で陰干ししたり食べ物カスがついた場合はすぐに拭き取ったりして清潔な状態を保ちましょう。
ぬいぐるみは正しい手入れをして清潔に
「正直ぬいぐるみを何年も洗っていない」という方も多いと思います。しかし、四六時中一緒のぬいぐるみほど汚れやダニがつきやすいものです。月に一回は洗濯をして、定期的なお手入れも欠かさないようにしましょう!
藤永瞳
4歳と2歳の姉妹を育てながらフリーライターとして働く兼業ママです。甘いもの、映画鑑賞、ネットショッピング、わんこが大好きです!