#子育て
3歳までの子どもにオススメの絵本3選
みじかくて、わかりやすくて、小さな子にも分かるお話
3歳未満の子どもでも、赤ちゃんでも、絵本を読んであげたらじっと見つめて聞いてくれます。しかし長すぎるお話は小さな子どもにとっては集中力が続かないので、飽きないように、年齢にあった絵本を選ぶことは大事ですよね。
今回ご紹介するのは、あざやかな色合いで、一冊が短いお話です。我が家では赤ちゃんの頃から読み聞かせてきた絵本です。5歳になった次女は、今でも一人で眺めている時がありますよ。
1.あぶくたった
さいとうしのぶ 構成・絵
わらべうたでおなじみ、「あぶくたった」が絵本になっています。
ねずみのお母さんがおしるこを作りながら歌います。
「あぶくたった にえたった にえたか どうだか たべてみよ むしゃ むしゃ むしゃ まだ にえない」
親子で歌いながら読み進めていくことができます。
こねずみ三匹がやってきて
「まだ にえない」
お父さんねずみがやってきても
「まだ にえない」
おじいちゃんねずみがやってくると・・・
「もう にえた!」
*
家族みんなで、あつあつのおもちを入れた甘いおしるこを食べる様子がなんともほっこりします。
我が家の子どもは、特に2歳頃によく読み聞かせをせがまれた本です。簡単な言葉がひらがなだけで書かれているので、5歳になった今は自分で読んで歌っています。
2.うずらちゃんのかくれんぼ
きもと ももこ 作
うずらちゃんがひよこちゃんとかくれんぼをはじめました。じゃんけんで最初に勝ったのはうずらちゃん。
「もう いいかい」
「まあだだよ」
ひよこちゃんがうずらちゃんを探していると、ぶーんと蜂が飛んできて花にまぎれて隠れていたうずらちゃんが逃げ出しました。
「みーつけた!」
ひょうたんやきのこにまぎれてかくれんぼを楽しむうずらちゃんとひよこちゃん。きのこの影から突然飛び出してきたカエルにびっくりしていたところ、いつの間にか雨が降ってきました。
「おうちにかえれないよう」
と悲しくて泣き出したうずらちゃんとひよこちゃん。
すると草の向こう側に大きな二つの影が・・・。
「わあっ、おばけだあ!」
と涙目になりながら驚いていると・・・。
*
順番にかくれんぼを楽しむ様子や、むかえにきたお母さんたちに嬉しそうにかけよる様子が可愛らしいですよ。
3.おべんとう
小西英子 作
空っぽのおべんとうばこ。
最初に入れる、ほかほか炊きたてごはんからは、湯気が立ち上がっています。
次にソースを煮からめたあつあつミートボール。
まな板の上で切られたふんわりとしたたまごやきや、フライパンで炒めたぷりぷりのたこさんウインナー。
ブロッコリーやにんじん、ポテトサラダも入れて、おべんとう箱の中身がどんどん埋まってきました。
ページをめくるごとに一つずつおかずが足されていき、最後にとってもおいしそうなおべんとうが完成します。
我が家の子どもは「私これ食べたい!あーん!」と言いながら、よく絵本からおかずをつまんで食べる様子を見せてくれました。
いつものご飯もおべんとう箱に詰めるだけで嬉しそうにしています。食べむらがあり困っていた時期に、この絵本を読んでからおべんとう箱で普段のご飯を出すとすんなりと食べてくれたこともあり、私の救世主となった一冊です。
rimos
小学生と保育園児の姉妹育児中のママ。金曜夜のビールが大好物。仕事も家事も時短命。