ひなまつりに作りたい!子どもが喜ぶひなあられのレシピ
ひなまつりに食べる代表的な甘味には、ひし餅や桜餅、白酒などがありますが、その中でも子どもが食べやすいお菓子といえば“ひなあられ”ではないでしょうか?
実はひなあられは、きり餅を使えば自宅でも簡単に作ることができるんです。お正月で残ってしまったお餅の消費にもぴったり!
この記事では、ひなあられの意味や作り方を紹介しています。
ひなあられってどんなもの?
ひなあられは桃の節句に供える節句菓子で、女の子が「自然のエネルギーを受けて、健やかに育ちますように」と願いを込めて作られました。
一般的に、赤・白・緑の3つの色がつけられていて、それぞれに意味があります。
赤…血液や命をイメージし、生命のエネルギーを得られるように
白…雪をイメージし、力強い大地のエネルギーを得られるように
緑…木々の芽吹きをイメージし、自然のエネルギーを得られるように
また、4色のひなあられもあり、これは四季を表します。
赤…桜(春)をイメージ
緑…新緑(夏)をイメージ
黄…紅葉(秋)をイメージ
白…雪(冬)をイメージ
ひなあられの発祥については諸説ありますが、ひし餅を気軽に外で食べやすくするために小さく砕いたことが始まりだといわれています。
ひなあられは地域によって違う?
ひなあられといわれて思い浮かぶのはどのような形状・味をしていますか?
ひなあられは地域によって差があり、関東では、うるち米や豆に砂糖かけしたものなので、細長く甘いひなあられが一般的です。
一方関西では、1cmほどの丸いあられ状になっています。味付けには塩や青のりが使われ、しょっぱいものが混在しているのも特徴です。
切り餅で作るひなあられのレシピ
あられは揚げて作ることが多いですが、今回はオーブンで焼くことで簡単かつヘルシーに仕上げました。
材料
切り餅 2個
<赤:イチゴ味>
苺パウダー 小さじ1
砂糖 大さじ1と1/2
水 小さじ1/2
<白:プレーン>
砂糖 大さじ1と1/2
水 小さじ1/2
<緑:抹茶>
抹茶 小さじ1
砂糖 大さじ1と1/2
水 小さじ1/2
作り方
1.切り餅を1cm角にカットします。
2.オーブンシートを敷いた鉄板に、(1.)を重ならないように並べます。
4.160度に熱したオーブンで15~20分焼き、しっかりと乾燥させます。
5.ぷっくり膨らんだらオーブンから取り出し冷ましたら、3等分します。
6.フレーバーをつけます。
<赤>苺パウダーと砂糖をよく混ぜて、小鍋に入れます。
そこに水を加えてトロッとするまで中火で温めます。
(5.)を1/3入れて絡め、つやがなくなるまでほぐしながら炒めます。
クッキングシートに広げて冷ましたら完成です。
<白・緑>赤と同様にフレーバーをつけます。
今回は、苺・プレーン・抹茶にしましたが、チョコレートをかけたり、青のりと塩をまぶしたりしても美味しいですよ。
鉄板にお餅を並べたりパウダーと砂糖を混ぜたりする作業は小さいお子さんでもできるので、ぜひお好きな味のひなあられを親子で作ってください。
藤永瞳
4歳と2歳の姉妹を育てながらフリーライターとして働く兼業ママです。甘いもの、映画鑑賞、ネットショッピング、わんこが大好きです!