年末年始の帰省や長時間移動に!小さな子どもを連れてお出かけするときの準備や気をつけたいこと
これから年末年始に向けて、何かとおでかけする機会が増えてくると思います。実家への帰省、せっかくのお休みに小旅行、なんなら思い切って海外旅行?!…そんな楽しいプランとともにパパやママ達が考えることは、小さい子ども連れのおでかけ対策ではないでしょうか。
実際の旅行プランより、お子様のおでかけ対策の方に頭を抱えてしまうママもいらっしゃることでしょう。
今回は14歳(男)・12歳(男)・4歳(女)の3人の子どもを持つ、現役バリバリ母である筆者が、実際の経験談とともに、おでかけ対策についてお話させていただきたいと思います。
おでかけパターン別対策方法
小さいお子さんを連れてのおでかけ、それを楽しい思い出に出来るか否かは、移動の時の対策がカギを握ると言っても過言ではありません!
ここでは、移動手段別のおでかけ対策をご紹介します。
車(マイカー)の場合
移動手段の中でも、一番気軽と思えるマイカー。だって、他の人達に迷惑をお掛けすることが無いのですから。それでも、車中でお子さんが泣きっぱなしにならないように、事前に準備していきたいものです。
筆者が毎回準備するのは『レンタルビデオ』です。
7泊8日レンタルであれば、帰ってきてからでも十分返却期間に余裕があります。
もしくは『ポケットWi-Fi』と『SIMカード無しのWi-Fi対応タブレット』を持参しています。SIMカード無しのタブレットなら、フリマアプリなんかで中古で2000円前後で売っています。
移動途中、山林などに入ってしまうとポケットWi-Fiが圏外になってしまいますが、その場合には、事前にダウンロードしておいた幼児アプリや動画でやり過ごすことができます。
ただし、ビデオもタブレットも、与えるとずっと見続けてしまう…というマイナスポイントがありますので、車移動の際には1~2時間に1度は休憩して、子どもを車から降ろすようにしています。
電車の場合
電車移動の場合にも、対策グッズとしては上記でご紹介した『SIMカード無しのWi-Fi対応タブレット』が活用できます。
ですが、電車の場合の重要ポイントは対策グッズよりも、座る座席のチェックであると言えるでしょう。子ども車両を設けている場合はさておき、新幹線や普通の車両であれば、子ども用に特別な配慮がされているわけでありません。
我が家では基本的に『出入口付近(できればトイレ側近く)』そして『2つ並びの座席を前後で確保』するようにしています。
出入口付近の座席は、子どもが愚図ってきたら、すぐ移動できるので都合が良いためです。
そして『2つ並びの座席を前後』については、小さい子どもは前の座席を蹴飛ばしたり揺らしたりしてご迷惑をお掛けしてしまうことがあるための対策です。
我が家は5人家族ですので、前方に夫と長男、後方に私・膝の上に長女、私の隣に次男…という感じで席に座ります。または、長男と次男が前に2人、夫と娘と私の3人が後方の席に座ります。
現在は人数の関係上でそのような座席確保ですが、第一子の時には、一番前の席に座るようにしていました。
飛行機の場合
飛行機移動の場合は、座席選択もさることながら、搭乗時間と搭乗する前の行動がポイントだと思います。
乳児や幼児であれば、寝るタイミングにあわせて搭乗するように、飛行機の時間を選びます。
さらに飛行場についてからもいっぱい疲れるように、キッズスペースで遊んだり、飛行場の隅から隅まで飽きさせないようにあっちこっち歩いたりしました。その分、私も疲れましたが(笑)
飛行機は小さい子どもを連れていると、搭乗順番を他の人より早めて別ゲートから入れてくれたり、CAさんが度々声をかけてくれたり、細かいサービスを受けることができます。
また、乳児を連れて長時間移動の場合には、バシネット(飛行機用のベビーベッド)をリクエストできれば、かなり快適に過ごすことができるので、おすすめです。
※バシネットをリクエストするには、指定座席であったり、年齢や体重制限があります。各航空会社によって異なりますので、詳細は利用する航空会社へお問合せください。
【実体験】おでかけエピソード
ここでは次男が生後2か月の時に沖縄旅行をした際の、私の実体験をご紹介します。
当時、長男は2歳1ヶ月。家族4人で初めての沖縄旅行に行くことになりました。次男にいたっては、生後2ヶ月。2人とも初めての飛行機で、私も『事前準備はぬかりなく!』と、気合を入れていました。
飛行機の時間は長男のお昼寝時間にあわせて選びました。そして、手荷物の中には長男対策用のおもちゃやお菓子も持っていましたが、もっとも重要としていたのは授乳ケープでした。飛行機が離陸するときに耳が〝キーン〟となり、赤ちゃんが泣いてしまう…その対策にミルクなどの水分を飲ませると良いと聞いたのです。
次男は母乳とミルクの混合だったので、哺乳瓶でミルクを持参することも考えましたが、飲ませる時にはぬるくなってしまうでしょうし、なにより液体の持ち込みは手荷物検査で引っ掛かってしまうかも…と思い、断念しました。
それなら!…と、手荷物に授乳ケープを入れて、座席は窓際をキープ。通路側には主人に座ってもらいました。
飛行機が離陸したと同時に授乳を!…と思ったのですが、次男はすやすや寝てしまい、そして、飛行機が着陸するまで寝続けたのでした。ちなみに、長男は初めての飛行機に興奮し、寝ている次男を主人に預けた私の膝の上で、外を眺めたりお借りした絵本を読んだり、楽しく過ごしていました。
とても緊張した子連れ初飛行機の旅でしたが、長男も次男も大きなトラブルはなく、拍子抜けするくらいあっさりとクリアしたことを覚えています。
まとめ
子ども連れのおでかけ対策を、移動手段別にご紹介しました。子どもとのおでかけは、楽しいけれど疲れますよね。私自身、1日おでかけして帰ってきた時にはぐったりしてしまいます(苦笑)
ですが、このおでかけ1つ1つが子どもとの思い出になるんだ…と思うと、また懲りずにおでかけしたくなってしまうのですから、不思議です。
できるなら、その場も快適に楽しく過ごしたいもの。今回の記事が、そんなお役に立てるなら嬉しいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
白藤さつき
13年間正社員として勤務。お局街道まっしぐらと思いきや、予想外に結婚。はたまた予想外に3人の子を持つ子だくさん母となる。現在、肝っ玉母ちゃんライターとして活動中。