フリーランスのリアル
フリーランスデザイナー/イラストレーターのカワムラです。
引き続き、実際にフリーランスがどのように働き、どのような時にやりがいや苦労を感じているか、私自身の経験をご紹介させていただきます。
前回の記事はこちら↓
現在の1日のタイムスケジュール
5:00 起床 洗濯やお風呂掃除などの家事
6:30 子供たち起床 朝食
8:00 小1長男登校
8:30 年中長女登園
9:00 メールチェック
仕事スタート
12:30 昼食
13:30 仕事 打合せなどは必要に応じて外出
18:00 年中長女お迎え
18:20 小1長男帰宅
18:30 夕食準備
19:00 夕食
19:30 お風呂
20:00 宿題・終わったら遊ぶ
21:30 就寝
締め切り間際や忙しい時は、だいたい日付越してからの夜中~早朝に起きて作業します。子供が赤ちゃんの頃からの習慣で、私が子供と同じ時間(だいたい~10時頃まで)に一緒に寝るカラダになってしまったので、とんでもなくイレギュラー以外は、朝早く起きて仕事をするようになりました。
仕事の喜び
嬉しい瞬間は初回デザイン案を出し、その反応を受け取った時です。幸いなことにクライアント様と直接お仕事をさせていただける機会も増えたため直接反応をいただくことができます。
そして、お客様から繰り返しお仕事の依頼をいただけるその連絡は毎回毎回うかれてしまいます。
日々の作業は正直孤独ですが、没頭できる時間を作ることができて幸せです。
こちらは、スタイルクリエイト運営の保育園のパンフレットです。子供の個性を大切に、一人一人がその子らしくからふるな子供を育てるという方針を持つ保育園を表現するべく、子どもや親が一緒に“ぬりえ”として遊べることをコンセプトとしたパンフレットを制作しました。
仕事の難しさ
今年の冬に高熱で倒れました。1日寝ればと思い少し仕事を調整したものの、二日目になっても熱は下がらず。しばらく様子を見る余裕もなく病院へ駆け込むと、もともとの貧血が原因の免疫力の低下により、熱を下げる力もない状態だということが判明しました。体調管理の難しさ、そして代わりがいないことを実感しました。
デスクワーク基本の仕事で、想像以上に不健康な身体になってしまっていたことを、心底反省しました。
代わりがいないのは、母としても、フリーランスとしても同じこと。何かが起きないようにすることは大事だけれど、何かが起きた時の対応力の大切さも感じています。
ママだからこそできている保育関連の仕事
子供にママの仕事場を見てもらえる喜びも感じています。子供たちがどれほど理解しているか正直わかりませんが、保育関連のツールなどを作成する機会をいただけている私にとって、近くにいてくれる子供たちの「可愛い」「かわいくない~」「変な顔!」などという純粋な感想が一番の刺激になっていると感じています。
そして何より子供って不思議で面白い。イラストで表現する子供のしぐさは、知らず知らず、身近な子供たちから学ばせてもらっているのだろうなと思います。
苦手なこと
ズバリお金。管理も金額交渉も今までは会社の誰かがやってくれていたこと。それを全て自分でやることになったので、正直まだまだ勉強中です。でも、“お金の重み”を肌で感じることができるようになったと思います。簡単に値引き交渉したり、上乗せしたり、自分でわかってやるのと言われたからやるのとでは大違い。自分の動かすお金は微々たるものではありますが、お金の重みを、引き続き大切に考えながらいきたいと思います。
子供が病気の時の仕事の仕方
子供の急な発熱と、出席停止になるインフルエンザは今でも、尋常ではないほど心が乱れます。
子供の様子と向き合いながら常にスケジュールをアップデート。子供の寝ている横で作業したり、旦那さんや実家、義父母への助けをお願いすることも多々あります。スケジュールを遅らせることと質を落とすことは、信頼問題に直結するということは常に頭に置くようにしています。
フリーランスで働くという選択をしたことで、様々な経験をすることができています。そして子供の存在がきっかけとなって今に繋がっていることを感じます。家族が導いてくれたこのスタイルを、大切に、そして感謝を忘れずにいたいと思っています。今の自分の立場や気持ちを受け入れながら、やってみることでその先に必ず何か自分スタイルが見つかると信じています。
現在、スタイルクリエイトさんでは、ママやプレママはもちろん、これから働きたいと思っている全ての女性を対象に、ライターを募集しているそうです。やる気と決心さえあれば、その想いを受け入れてくれる人が揃う会社だと思います。その一歩。を応援してくれるのではないでしょうか。
スタイルクリエイト株式会社では、KaRaFuRuのライターを募集しています。
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