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薬に頼らない妊娠・授乳中の便秘解消法とは?

「妊娠や授乳中は便秘に悩まされる」という方は多くいらっしゃるでしょう。

市販の薬は不用意に使えない時期ですし、できれば自然なお通じがあるのが理想ですよね。実は、筆者も妊娠中の便秘に悩まされるうちの一人。

そこで今回は、実際に試して効果があったと感じた、便秘を解消するアイデアを紹介します。便秘でお悩みの方はぜひ試してみてください。

妊娠・授乳中に便秘になりやすいのはなぜ?

妊娠中は黄体ホルモンが多く分泌されます。これは、胎児の成長を促す大切なホルモンですが、腸の動きを弱める働きもあるため、便を押し出す力が弱くなり便秘を引き起こす原因になることがあります。

また、妊娠初期はつわりによる水分不足や栄養の偏り、中期から後期は大きくなった子宮が腸を圧迫することでぜんどう運動を鈍らせることもそのひとつ。

授乳中は、母乳を作ることで体の中の水分量が減ってしまい、便が硬くなり便秘になりやすいのです。また、出産の時の傷が気になり強くいきめなかったり便意を我慢したりすることで便秘に繫がることもあります。

参考:大正製薬 妊娠中だからこそ知っておきたい! 妊婦のための便秘対策栄製薬 腸活コラム

便秘を解消する4つのアイデア

朝1杯の白湯とこまめな水分補給

便秘解消の定番ですが、やはり腸を目覚めさせる寝起きの1杯はよく効きます!お腹を冷やさないように、ぬるま湯を飲むのがおすすめ。

また、妊娠中はトイレの間隔が近くなるので水分補給を控えたくなりますが、妊娠中は血液量が増加したり汗をかきやすくなったりしているので、いつも以上に水分を摂る必要があります。1日1.5〜2リットルを目安に、水や白湯を飲みましょう。

ヨーグルトを食べる

腸内環境を整えるために、乳酸菌が多く含まれているヨーグルトを食べるといいでしょう。筆者が特に便秘に効くと感じるヨーグルトは、「DANONE BIO」です。

【冷蔵】【6個】 ビオ プレーン 砂糖不使用脂肪 4ポット

プレーンのDANONE BIOに、“善玉菌の餌となり腸内環境を整える”といわれているオリゴ糖を入れて食べるのがおすすめ。

適度な運動をする

お腹が大きかったり子どもが小さかったりすると運動不足になりがちですが、体を動かさないと血行不良になったり筋力が低下したりして、腸の動きも鈍ってしまいます。

医師から安静の指示がない場合は、ウォーキングやストレッチなど日常的に運動をする習慣をつけましょう。

外出が難しい場合は、つま先立ちをするだけでも効果があります。つま先立ちをすることで、子宮や腸を支えている骨盤底筋や太もも、腹筋などの筋肉を鍛えることができるのです。

つま先立ちの方法は単純明快。背筋を伸ばしお尻の穴を閉めるようにして、親指にグッと力を入れて1分ほどつま先立ちをします。

家事をしながらでも赤ちゃんを抱っこしながらでも気軽にできる運動なので、無理のない範囲で日々の生活の中に取り入れてください。

便意を意識して食事を摂る

筆者の場合、腸が動いていることを感じながら食事を摂り便意を意識すると、食後にお通じがあることが多いです。逆に、テレビや携帯を見ながらだと食後にトイレに行くことをすっかり忘れて、便意を見逃してしまいます。

気の持ちようも大切だと思うので、ぜひ試してみてください。

民間療法でダメなら早めに病院で相談を

この記事では薬に頼らない便秘解消法を紹介しましたが、頑固な便秘は民間療法では解消できないこともあるでしょう。放っておくと切れ痔になったり食欲不振になったりして、悪循環に陥ってしまいます。

妊娠・授乳中に飲める便秘薬もあるので、早めに病院で相談をしてくださいね。

藤永瞳
4歳と2歳の姉妹を育てながらフリーライターとして働く兼業ママです。甘いもの、映画鑑賞、ネットショッピング、わんこが大好きです!

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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