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素材の特徴を知って快適に過ごそう!夏の子ども服の選び方

子どもは体温が高く暑がりな子が多いので、汗をかいて着替えたり、水遊びで水に濡れてまた着替えたり、大人よりも「着替え」のタイミングが多いものです。特に、夏は着替えが多くなり、洋服の数も増えますよね。だからこそ、子ども服はデザインだけではなく、素材にも気を配って選びましょう。

今回は、服の素材の特徴を整理してみました。ぜひこれからの季節の子ども服選びに活用してみてくださいね。

素材の特徴を知ってシーンに合わせた子ども服選び

洋服の素材には様々な種類があり、それぞれメリットやデメリットもあります。また、お子様の肌に合うかどうかも重要なチェックポイントです。

定番の「綿」

綿は、柔らかな肌触りなので、肌がデリケートな乳幼児期に着る服の素材として定番です。特にベビー用肌着は綿100%商品がよく選ばれ、多くのママに支持されています。

吸水性に優れているので、汗をかきやすい夏にも重宝します。また、丈夫で洗濯に強いというメリットもあります。しっかり洗濯機で洗える点が助かりますね。

見た目も涼やかな「麻」

夏になるとお店でも見ることが増える麻素材。通気性が良く、吸水・吸湿性に優れています。汗をかいても、べっとりと身体に張り付くことがない点が快適です。

シワになりやすかったり、洗濯すると少々縮む場合があったりもしますが、麻ならではの風合いや色の出方などは独特なので、大人っぽいおしゃれな雰囲気のウェアが見つかります。

麻100%だと少しゴワゴワした感触やシワになることが気になる方は、綿と掛け合わせた「綿麻素材」を選ぶのもオススメです。

赤ちゃんにも安心の「ガーゼ素材」

赤ちゃんの沐浴用ハンカチや、肌着に採用されるなど、肌に優しい素材です。粗めに織ってあることで通気性があり、ベタつかず、柔らかな風合いです。

二重に重ねた「ダブルガーゼ素材」を採用した子供服が多いですが、ガーゼは重ねることで強度が出るだけでなく、空気の層ができ、より柔らかな仕上がりになります。
ただ、柔らかで繊細なので、摩擦などで強い力がかかると破れることもあるので注意が必要です。

タオルの「パイル素材」

パイルとは、ループ状に糸が織られた生地で、タオルによく使われています。吸水・吸湿性に優れ、柔らかい肌触りなのでストレスなく着られる素材です。

繊維の先がループ(輪)の形になっているので、引っかかりやすく、糸がほつれやすいところはありますが、様々な色・柄で表現できるところも特徴です。パイル生地のウェアを1点取り入れるだけで、ラフな印象になりますよ。

正しい洗濯方法で長持ちさせましょう!

素材と一緒に合わせてチェックしたいポイントが「洗濯表示」です。デリケートな素材であっても、洗濯表示に合わせて正しくお洗濯すれば長く着ることができます。

2016年12月から生産されたお洋服についている洗濯表示マークは、「世界共通認識できるもの」に変更されました。一度覚えてしまえば、日本ブランドだけでなく、海外から輸入したお洋服の正しい洗濯方法も理解できるようになります。

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消費者庁ウェブサイト

冷房が効いている屋内では、調節できる服装を

冷房が効いている室内では、カーディガンなど羽織ものをプラスして体温調整することも大事です。特に、外で遊んで汗をかいた後に、ご飯やおやつ、お買い物のために屋内へ入ることも多いと思います。夏は暑いから、と羽織ものがない状態でいると、体が冷えて風邪を引く原因にもなりますので、軽い素材で羽織ものがあると安心ですね。

着用する場所や時間帯などによって適切な素材を選び、夏のおしゃれも楽しみましょう。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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