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2021.06.18
#子育て

子どもが「したいこと」ってどんなこと?親として引き出すことはできる?

何か夢中になれることを見つけてほしい!

我が子に期待していることってどんなことですか?

楽しく過ごしてほしい。健康でいてほしい。親としては、とにかく幸せな人生を送ってほしいと思いますよね。

それでも何か夢中になれることを見つけてほしい。一生懸命何かに取り組んでほしい。そんなことも願ってしまいます。

直接仕事につながることじゃなくても、ただの趣味でもいい。何か自分の「したいこと」を見つけてくれると、見守っている親としては嬉しくなりませんか。

子どもが「やりたい!」「行きたい」と言ったことは、可能な範囲で協力する

例えば、テレビで水泳選手の泳ぎを見て「すごい!やってみたい!」と子どもが言い出したとき。お友達がスイミングを習っているから自分もやってみたいと言い出したときなど、できる限り希望は聞いてあげたいですよね。

習い事であれば送迎の時間が確保できるか、費用は子どもにかける金額の許容範囲かなど、検討する必要はあります。

親がやってほしいことを試しにやらせてみる

世界的に活躍するスポーツ選手や学者など、一芸に秀でた方たちは物心つく前からその道に入っていたということはよくありますよね。

個人的には、子どもが自分の意志だけで「これをやってみたい!」と言うことは稀なのではないかと感じています。(自分の子どもたちを見ていて、3、4歳の頃に明確に何かに挑戦したいなんて意思表示していたのかな、と思い返してみても思い当たらないのです 笑)

自発的にやりたいことが見つからなくてもいい

筆者は、大人になった今ですら、何かやりたいことや挑戦したいことを自ら見つけるなんて難しいと感じています。衣食住など基本的な生活が満たされていれば、これ以上何かを求めなくてもある程度幸せだからです。

それは、小さい子どもにとっても同じではないかと感じているのです。

瞬間的に「あれをやりたい!」「これが好き!」と思うことはあっても、わずか数年しか生きていない子どもが、自分の道として目指す決意を固めるなんて無理な話だと思うのです。

そのため、筆者の考えとしては「子どもがやりたい!と言ったことは挑戦させる。やりたい!と言わなかったことでも、まあ一度はやってみて」と半強制的にスタートさせることもありますよ。

続くことも、続かないこともあるでしょうけれど、子どもにとって「したいこと」との出会いは、どこに転がっているか分かりませんものね。

やめるタイミングは強制しない

その代わり、やってみたけどやはり好きにはなれなかったということについて、無理に続けさせることもしません。

一度はじめたなら○年間は続けよう!という考えもあるとは思うのですが、我が家では半強制的にスタートしたものもあるので、やめるタイミングは子どもが決めていいことにしています。

(とは言え、購入費用として初期コストがかかっているピアノだけは、できるだけ長く続けてほしいと思っています。笑)

「したいこと」と出会うきっかけ作りだけは提供する

結局、親がどんなに「あんなことをしてほしい!」「こんなことを極めてほしい!」と思ったところで、親と子とは別人格。別の人生を歩むし、親の庇護のもとで過ごす時間はせいぜい20年程度です。

子どもの人生において、幼少期のうちに「したいこと」が見つかればラッキー。しかし、親元を離れた後に見つかってもラッキー。

そう考えると、親としてできることなんてあまりないのかなというのが筆者の最終的な感想です。

rimos
小学生と保育園児の姉妹育児中のママ。金曜夜のビールが大好物。仕事も家事も時短命。

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からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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