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電気代が気になる夏を「涼しく・快適に・省エネ」で過ごす工夫4選

ここ最近の日本の夏といえば、屋内外問わず熱中症になるほどの暑さが毎年のように続き、エアコンや扇風機をつけない日はない、と言えるほどになりました。

とはいえ、昨今は電気料金も上がっており、お家の電気代が嵩んでしまうのは何としても避けたいですし、近年の環境問題からも、なるべく省エネで、環境に、そして財布にもやさしい生活ができることが理想ですよね。

今回は、できるだけ省エネを心掛けながら、家で涼しく快適に過ごす工夫を4つご紹介していきます。

1. 昔の人から学ぶ省エネ生活

江戸時代、電気もガスもなかった頃に、人々はどのように工夫して夏を涼しく暮らしていたのでしょう。

風鈴:音で、涼しさを感じていた。
すだれやヨシズ:日射を遮る。また、見た目も涼やかに感じる。
蚊帳:虫よけとして使っていた。
打ち水:水が蒸発する時に、周りの気温を下げる。
うちわ:あおいで涼む他にも、濡れたものを乾かす、料理を冷ます等にも使える。

~実際にやってみました~

江戸時代と現代では環境が大きく異なりますが、少しでも暑さを凌ぐために、自宅にすだれをかけてみました。見た目も夏らしく、涼やかな印象になりました。

すだれは、暗い側から明るい側が見え、明るい側から暗い側は見えにくくなります。その効果を利用して、昼間はカーテンもレースカーテンも開けて、すだれから見える外の景色を楽しみながら過ごせるようになります。

涼やかさプラス解放感があり、外の景色で奥行きも広がって部屋が広く見えるので、家の雰囲気が少し変わりますよ。

2. 植物を使った省エネ生活

私たちが暑い時に汗をかくのと同じように、植物は地面から吸い上げた水を茎の中に蓄え、葉の表面から蒸発させます。液体は、蒸発して気体になるときに周りから熱をうばうという性質があるので、植物があると周囲の気温が下がります。

上記の性質を利用しつつ、太陽の光を遮るために「つる性」の植物を建物の外側にカーテンのような形で覆うように育てた植物のことを「緑のカーテン」と言います。

引用:中部電力株式会社

緑のカーテンが周りの気温を下げてくれる効果があり、植物自身が暑くならないように気過熱が働くので、エアコンの冷房を同じ温度に設定しても、緑のカーテンが外からの熱を反射してくれて負荷がかからずエアコンの消費電力をおさえるという省エネ効果があります。

園芸用品を扱うサカタのタネのホームページによると、緑のカーテンに向いている植物は、朝顔、夕顔、フウセンカズラ、へちま、ひょうたん等があり、食べ物は、ゴーヤ、きゅうり、つるありインゲン、パッションフルーツ等がありました。

サカタのタネ公式サイトはこちら

~実際にやってみました~

実際に挑戦してみておすすめしたい植物は、朝顔とゴーヤを合わせて育てることです。

ゴーヤは虫がつきにくく、収穫する楽しみがあります。しかし、葉があまりつかないので、朝顔と合わせることで、良い具合の緑のカーテンができます。

ゴーヤが苦手な方は、朝顔と夕顔を合わせて育てることもおすすめです。

読んで字のごとく、朝には朝顔が顔を出し、日が暮れてくると夕顔が顔を出してくれ、1日2回花が開くのを見ることができ、楽しませてくれます。ゴーヤも朝顔も、丈夫なので初心者でも育てやすいですよ。

3. 部屋を夏らしくしてみる

出典:インテリアハート

視覚から、涼しい印象を与える青系の色を寒色といいます。代表色として、青緑、青、青紫の寒色がありますが、この他に白、グレー、緑を取り入れても良いと思います。

カーテン、ソファーやクッションのカバー、ラグやマット、食器、寝具等の色を青系に変えてみてもいいかもしれませんね。

また、夏は半そでや軽装でいることが多いので、家具や寝具の素材にもこだわりましょう。肌が触れた時、快適に感じるようにサラッとした綿がおすすめです。また、触った時にヒンヤリする、冷感素材もおすすめですよ。

また、フローリングのお部屋でも畳のお部屋でも、夏におすすめなのが、竹素材のラグです。

体に触れるととてもひんやりしていて気持ちよく、中にはウレタンが入っているので感触も柔らかく、裏面は不織布なので床も傷つきません。汚れがついても、固く絞った濡れ雑巾でサッと拭くだけなので、お手入れも簡単です。

4. 体を冷やす食材を食べる

毎日の食卓に、以下の体を冷やす食材を取り入れて、体の内側から涼みましょう。

飲み物:緑茶、麦茶、ウーロン茶、プーアル茶
野菜 :きゅうり、なす、レタス、トマト、白菜、小松菜、ほうれん草、アスパラガス
果物 :スイカ、メロン、いちご、バナナ、梨、柿、マンゴー、パイナップル
その他:そば、酢

おわりに

4つの工夫の中から、何か気になるものはありましたか?どれも気軽にできるものなので、ぜひ試してみてくださいね。暑い夏を、今年こそは少しでも快適に省エネで過ごせますように!

オリーブ
30代主婦、8歳、5歳、3歳の3児を子育て中。時短・簡単・楽チンをモットーに、お金をかけずに楽しむことを模索中♪

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からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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