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2022.02.08
#子育て

バースプランに何を書く?すてきなお産をむかえるための事前準備

理想のお産を迎えるために、バースプランに何を書こうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。産院からバースプランの用紙を渡されても、具体的にイメージできない人もいますよね。今回は周りのママの声を参考に、バースプランについて調査しました。書いてよかった! と思えるようなバースプランをご紹介します。

バースプランとは

どのような出産にしたいのか、具体的に計画を立てることをバースプランと言います。立ち合い出産を希望するかどうかなど、理想のお産は人それぞれ違いますよね。お産中やお産後、入院中の過ごし方などもバースプランに含まれ、希望を書いた用紙を分娩する産院に渡すのが一般的です。

産院によってバースプランを受け入れる体制があるかどうかは異なり、できることとできないこともさまざまです。

バースプラン専用の用紙が産院から配布されている場合もあるので、バースプランを立てるなら予め確認しておきましょう。

バースプランのメリット

妊娠中にバースプランを立てることで、どのようなメリットがあるのでしょう。具体的な理由を調査しました。

お産のイメージがしやすくなる

初めて出産に臨む場合、お産がどのようにすすむのか具体的にイメージできない場合もあるでしょう。陣痛が始まったらどうすればよいか、分娩台にあがったあとは一人なのかなど、わからないことだらけですよね。

バースプランを書くことで、陣痛中から入院中まで自分の希望を産院に伝えることができます。自分がどのようなお産を望んでいて、何ができるのかがわかれば、お産のイメージがしやすいです。

少しでも不安を減らし、安心してお産に臨みやすくなるのは、バースプランのメリットと言えるでしょう。

トラブルを未然に防げる

お産に対する希望を書くのも大切ですが、してほしくないことを書くのも大切なポイント。家族の対応に不満があって「こんなはずじゃなかった」と感じたり、産院のルールなどを知らずに「聞いてなかった」と後悔したりするような事態は避けたいですよね。

バースプランを立てると、自分が考える理想のお産を家族や産院と共有しやすいです。トラブルを防ぐために役立ててみるのもよいでしょう。

先輩ママがバースプランに書いたこと

出産を終えたママたちはバースプランに何を書いたのでしょう。どういったプランができるかは産院によって異なりますが、周りのママの体験談を参考に、書いてよかったことなどをご紹介します。

陣痛中

【サポートの仕方】

陣痛中やお産中は痛みを感じるママが多いです。背中や腰などをさすってもらいたいときもあるでしょう。
痛みを感じている最中に「〇〇して」と伝えるのは難しいかもしれません。

陣痛中は誰にどうして欲しいか、具体的なサポートの仕方をあらかじめ伝えておくと安心です。

いきみのがしのためにテニスボールなどのグッズを使いたいときも、産院に相談してから検討しましょう。

【音楽やアロマ、映画】

陣痛からお産までにかかる時間は人それぞれです。よりリラックスできるよう、好きな音楽を流したり、アロマをたいてお産に臨む場合もあるようです。

お産が長時間になったときのために、映画をながして暇つぶしをしていたというママの声もありました。

出産は身体に大きな負担がかかってしまいます。
普段から愛用しているグッズなどがあれば、バースプランに書いてみるのもよさそうですね。

お産中

【立ち会い出産】

立ち会い出産の希望も、バースプランでは定番の項目。

子どもが産まれるときは夫に立ち会ってほしいけれど、義両親はNG
立ち会うときは自分の頭側から見守ってほしい

など、生まれてくる子どもを誰と迎えたいかを具体的に明記しましょう。
立ち会いを望まない人がいるなら、きちんと書いておくことも必要です。

バースプランでお産に集中できる環境作りができるとよいですね。

【録画の有無や方法】

出産の記録を残すため、ビデオに残したいという人もいるでしょう。

録画する場合、機器が持ち込めるかを産院に確認し、どのタイミングから録画するか、どのアングルで撮影するかなどをバースプランで家族と共有しておきましょう。

筆者は2回の出産を経験していますが、第一子のときはビデオカメラを持ち込んで出産直後から撮影しました。
第二子のときの産院では分娩室にビデオカメラを持ち込めなかったので、夫のスマホで産後から撮影しました。

産院によって三脚が置けない、お産中は撮影機器を持ち込めないなどの場合もあります。
陣痛中から撮影したいのか、産後から撮影したいのかなどのタイミングも、夫婦間で異なるかもしれません。

当日慌てないためにも、あらかじめ確認したいですね。

お産後

【へその緒のカット】

赤ちゃんとママを繋いでいたへその緒も、出産を終えたらお別れ。

バースプランにあらかじめ記入し、へその緒をパパに切ってもらったというママの声もありました。

出産の思い出の一つとして体験したいパパもいるでしょう。産院に任せて、妻のサポートに専念したいパパもいるかもしれません。

カットをする人の意思も尊重しつつ、検討してみてはいかがでしょうか。

【赤ちゃんにかける最初の言葉】

産まれてきた赤ちゃんに最初にかける言葉を、あらかじめ考えているママやパパもいるようです。

名前を呼ぶ、生まれてきたことへの感謝の言葉など、伝えたいことはたくさんありそうですよね。

ママが声をかけたくても、疲れて声を出せない状況も考えられます。赤ちゃんにまず何を伝えたいのか、バースプランで共有しておくのもよさそうですね。

自分たちのバースプランを考えよう

お腹の子どもと対面できる出産は、ママやパパにとって大切な日。バースプランは、ママや家族にとって、よりよい出産を迎えるための準備の一つと言えるでしょう。

出産に対する思いや希望は人それぞれです。自分たちにあうバースプランを考え、前向きな気持ちで出産に臨めるとよいですね。

※新型コロナウイルス感染防止のため、分娩時の対応が産院ごとに決まっている場合がございます。詳細はかかりつけの産院にご相談ください。(2022年2月現在)

上田美里
一男一女を育てる30代フリーライター。子どもを振り回し、振り回されながら、楽しい&心地よい暮らしを目指し奮闘中。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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