やっぱり大変！？育休から復帰したワーママがぶち当たった3つの壁

育休を終えて職場に復帰する予定のママは、仕事と家事・育児の両立についてなど、さまざまな不安をかかえているのではないでしょうか。

筆者は長女を出産後1年間の育休を取得し、仕事に復帰しました。
先輩ママの話を聞いたり、インターネットで検索したりして大変さは想像していたものの、働きながらの子育ては簡単ではありませんでした。

今回は、育休復帰後に筆者がぶち当たった壁、どうやって乗りこえたかを体験談として紹介します。

育休復帰後にワーママがぶち当たった3つの壁と乗りこえ方

①子どもの病気

早退と欠勤の連続で仕事に行けない！

発熱など体調を崩すこともなく、なんの問題もなく慣らし保育を終えた長女。「案外うちの子は体が強いのかも！？」とのんきに考えていたのですが、大きな間違いでした。

何事もなく終えたのは復帰して最初の一週間のみ。翌週からは、保育園からの呼び出しの電話が続きました。
ほとんどが風邪による発熱でしたが、治ったと思ったら数日後にはまた発熱で呼び出しの繰り返し。子どもの病気は覚悟していたものの、想像以上でした。

祖父母の協力+夫婦で連携して仕事の時間をやりくり

保育園からの呼び出しや、発熱で休むときは主に筆者が対応していましたが、早退と欠勤が続き、まともに仕事に行けない日が続きました。
１人では負担が大きすぎたため、可能な日は半日交代で夫にも休みをとってもらい、夫婦で交代して子どもを見るように。

幸いにも両方の祖父母も近くにいるため、どうしても2人とも仕事を休めないときには、祖父母にも協力をお願いしました。

「子どもが病気のときにはできるだけ自宅でみてあげたい」という気持ちもあり、病児保育は利用しませんでした。
仕事に影響が出たときは会社にも相談して土日に出勤したり、夫が帰宅してから交代で夜に出勤させてもらったり、仕事の時間をやりくりしながら乗りこえました。

②寝不足

夜間授乳や夜泣きでまとまって眠れない日が続いた

夜はおっぱいで寝かしつけをすることが多く、子どももおっぱいが大好き。できることなら自然にやめたいという気持ちがあり、卒乳をしないまま仕事に復帰しました。

長女はもともと寝ない子で、1歳頃までは朝までぐっすり眠ったのは数える程度。起きるたびに授乳して寝かしつけなければならず、夜間授乳が続きました。保育園に通い始めて生活が大きく変わったせいもあるのか、夜泣きする日も多くまとまって眠れない日が続きました。

断乳を決意！夜泣き対応は夫婦で協力

自然に卒乳ができればと思っていたものの、寝不足が続いて仕事に支障が出てしまい、1歳2カ月頃に断乳を決意。
夫もいっしょに夜泣き対応をしてもらうようにしました。

夜泣きもあり断乳した後も起きる日は続きましたが、夫一人でも娘をみられるようになったので断乳前よりも睡眠がとれるようになりました。
夜泣きは2歳頃まで続きましたが、夫婦で協力してなんとか乗りこえられました。

③自分の体調不良

疲れのピークはすぐに。高熱でダウン

1年ぶりの仕事復帰に加えて、家事と育児。
できるだけ会社に迷惑はかけないように、家にいる間は子どものことを一番に、家事はできる限りこなす、と頑張りすぎてしまったのだと思います。
夜泣きや夜間授乳の寝不足も加わり、疲れはピークに。

復帰して1ヵ月もたたない頃、子どもの風邪をもらったのか高熱でダウンしてしまいました。
子育て中でつらいことの一つが、自分がどんなにしんどくても子どものお世話は休めないことだと思います。自分の体調管理の大切さを痛感しました。

家事よりも休むことを優先

一番の反省点は、最初に頑張りすぎたことでした。
家事・育児・仕事、すべてを完璧にこなすのは無理です。
特に家事は、出産前と同じようにできなくて当たり前だと割り切りました。

自分の体調管理も大切な仕事だと思いなおし、疲れがたまっていると感じたら家事は最低限にして休むことを優先するように心がけました。

一人で抱え込まないことが大切

これから育休を終えて仕事に復帰するママにとっては、不安になる内容だったかもしれません。

働きながらの子育ては決して楽ではありませんが、大切なのは一人で抱え込まないことではないでしょうか。
家族で解決できるところは協力をお願いし、可能なものは外注に頼るのも一つの方法です。

環境は人によって違うので、どんな壁にぶち当たるのか、どうやって乗りこえるかは人それぞれだとだと思います。
無理をしないように、適度に手を抜きながら乗りきっていくしかありません。
紹介した内容が、少しでも参考になれば幸いです。

石野アサミ
一男一女の二児の母、兼業ライター。複業と、二人の子育ての両立に奮闘中です。趣味は読書、ピラティス。