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2019.11.11
#子育て

正しく知っておきたい!調理士・栄養士の先生から月齢別食べ方のアドバイス

調理士・栄養士の先生から子育てママに向けた「月齢別食べ方の違い・進め方」を分かりやすく教えてもらいました。

離乳食が始まるとママやパパの家事負担も少しずつ増えてきますよね。

赤ちゃんから幼児期にかけて目まぐるしく成長の変化を遂げていく段階で特に初めての赤ちゃんだと戸惑うパパやママも多いと思います。

また私もそうでしたが、一人目はこうだったけど二人目は違ったりするという声もたくさん聞いたことがあります。
個性はもちろん成長によっても変化します。

今回は、からふる保育園の調理士・栄養士の先生からママに向けた「月齢別食べ方の違い」について分かりやすい内容でお便りをいただいたのでお伝えしたいと思います。
是非参考にしてみてくださいね!

月齢:5ヶ月〜1歳半はこんな時期

半年〜1年かけて「飲む」から「食べる」へ
硬さもトロトロ→つぶつぶ→みじん切り→あらみじん切り→コロコロへ

からふる保育園の園児さん

調理士・栄養士の先生からアドバイス!
目安の月齢だとステップアップしなくちゃと焦らないでその子のペースに合わせて進めます。
行き戻りしながら凸凹道を進むうちにいずれはみんな食べられるようになるものです。

だから!
個人差が大きく目安どおりに進まなくてあたりまえ♪

月齢:1歳〜1歳半はこんな時期

離乳食の完了期。食べる量に「ムラ」があります。
自分で食べたいという意欲が芽生える時期です。

からふる保育園の園児さん

調理士・栄養士の先生からアドバイス!
手づかみ食べを通して、手で口に食べ物を運ぶ動きを覚え、やがて一人で食べれるようになっていきます。
汚れるからとやめさせるのではなくゆったりとした気持ちで見守りましょう。
スプーンに興味を持つようなら手に持たせてあげます。

だから!
手づかみ食べは成長への大切なステップ♪

月齢:1歳半〜2歳はこんな時期

「食べ遊び」が盛ん。いや!きらい!など意思表示ができます。

からふる保育園の園児さん

調理士・栄養士の先生からアドバイス!
食事に集中できるよう食卓のまわりを片づけ、テレビを消すなど環境をととのえましょう。
また食感の違う少し噛みごたえのあるものを意識的に取り入れましょう。
→根菜・きのこ類・こんにゃくなど。
「よく噛んで食べようね」「もぐもぐ」と声かけしながら、子どもがしっかり噛んでから飲み込んでいることを確認します。

だから!
しっかり噛むことで味を認識し味覚の幅を広げます

月齢:3歳〜5歳はこんな時期

ほとんど大人と同じものがたべられますが、これまでと同様に「薄味」を心がけて!

からふる保育園の園児さん

調理士・栄養士の先生からアドバイス!
味だけどおいしさを判断するのではなく食事のときの環境や身体の状態、五感で感じる体験など、あらゆる情報が積み重なって好き嫌いを判断するようになります。=嗜好学習(しこうがくしゅう)

子どもの頃は、とくに記憶による影響を受けやすいため、楽しい経験を増やしてあげることが大切です。
「食事のお手伝いしたら楽しく食べられた!」「みんなと一緒に食べたら嬉しかった」など。

だから!
家族やお友達と食べる楽しさが最高の栄養です♪

どうでしたか?私も読んでみて「なるほど!」と思うことがたくさんありました。
今だけしかない赤ちゃんから幼児期にかけての成長の変化を楽しく見守っていきたいものですね。

参照:からふる保育園 給食便りより 参照画像:各園のからふる保育園より

ライター紹介

KARAFURU 編集部

uno

男の子2児のママ。育児と仕事に奮闘中。

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