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『あっ!危ない!!』自宅内の幼児の事故を減らすために出来ること

子どもの成長は親にとって、何ものにも代えられない嬉しいことです。
産まれた時から、ただ寝ていただけの赤ちゃんが、少しずつ自分で動けるようになり、1歳頃になると立って歩きだす。
人としての成長を大きく感じる時でもあります。

ですがそうなると、今までと異なる心配ごとが出てくるものです。それは、思わぬ事故が起こる可能性がとても高くなることです。

赤ちゃんが動き出すようになっても、何が危ないか、どのようなことが危険であるか、そのような認識があるわけではありません。普段何気なく過ごしている自宅の中でさえ、赤ちゃんにとっては思わぬ怪我や事故につながる可能性があります。

そのような思わぬ怪我や事故を防ぐためにはどうすれば良いのか、検証していきたいと思います。

乳幼児の自宅内危険ポイント

大人からしてみたら何てこと無いポイントも、赤ちゃんからしてみると怪我につながりかねない所というのが、自宅内にも存在しています。

まずは自宅内での代表的な危険ポイントを知っておきましょう。

その1「台所(キッチン)」

台所は包丁などの刃物だけでは無く、お醤油や小麦粉・お酒などの調味料類も赤ちゃんには大変危険です。
周りにまき散らすというイタズラレベルであればまだ良いのですが、誤って口の中に入れてしまっては大変です。
まだ胃腸の発達が十分ではない赤ちゃんには負担が大きかったり、アレルギー発生の発端にならないとも言えません。

自宅内で赤ちゃんがもっとも入って欲しくないスペースが、台所(キッチン)と言えるのではないでしょうか。

その2「お風呂場」

以前、筆者は保育士さんから「小さい子どもは2cmの水位でもおぼれます。」と伺いました。
その時は、少し大げさなのではないか…と思いましたが、実際に子どもの水の事故は大変多いので、お風呂場は自宅内でも注意ポイントの高い場所と認識して頂ければと思います。

湯船のお湯に溺れるという以外にも、洗い場で足を滑らせる、シャンプー・リンスなどの液体を誤って飲み込んでしまう…という危険も潜んでいます。赤ちゃんには十分注意したいポイントです。

その3「リビング」「階段」

自宅の中で過ごす場所として、1日の中で過ごす時間がもっとも長いのがリビングではないでしょうか。

そのリビングは家族のみんなが集まるということもあり、様々な物が置かれています。誤飲の原因となるような小物類や、転倒した際に大きな怪我につながりかねないテーブルやテレビ台もあります。
滞在時間が長いだけに、注意したいポイントです。

そして階段も、自宅内では危険ポイントとして認識しておきたい箇所です。ハイハイができるようになった頃の赤ちゃんは、なぜか階段を見ると登りたがる傾向にあるようです。
筆者の子ども3人もその例に漏れず、気が付けば階段をよく登っていました。転落事故につながる可能性が高い場所として、階段は要チェックポイントです。

事故防止グッズの紹介

自宅内で事故が起きそうなポイントをご紹介しましたが、それぞれのポイントで怪我や事故を防止するための対応が事前に成されていると良いですよね。

子どもから目を離していないつもりでも、ふとした瞬間に怪我や事故につながることも多々あります。

ここで紹介するグッズを全て準備する必要はありませんが、上手に組み合わせて、赤ちゃんを怪我や事故から守ってあげてください。

コーナーガード

テーブルや台などの角ばったところに取り付けて、赤ちゃんがぶつかった時に怪我をしないようにするグッズです。

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体の中で頭が一番重い赤ちゃんは、転倒時には頭から転んでしまうことが多く、思わぬ大きな怪我や事故につながってしまいます。

このコーナーガード、100円均一でも購入することができますので、まずは手軽な事故防止グッズとして取り入れて頂くことが出来るのではないでしょうか。

幼児用テント

子ども用遊具でもあるテントですが、筆者は事故防止グッズとしても活用していました。ちょっとトイレに…、ちょっとキッチンに…、という短時間赤ちゃんの側を離れる時に中で待たせておく目的で利用していました。

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赤ちゃんがまだつかまり立ちをする前は、ベビーベッドに赤ちゃんを入れておけば安心でした。
ですが、つかまり立ちし始めた時期には、ベビーベッドに入れていると転倒事故につながると思い、ベビーベッドに替わって活用したのが幼児用テントです。

我が家にあった幼児用テントは、ちょっとした迷路のようになっていて、2つのテントを通路でつなぐようなタイプの物でした。
本当に短時間の間ですが、遊びながら待っていてもらう時に使っていました。

ドアストッパー

ドア開閉の時に思わず子どもの指を挟んでしまって…という事故はよく耳にします。

そして子どもが自分でドアを開け閉めできるようになってからも、加減を知らない小さい子どもは勢いよくドアの開け閉めをするため、怪我だけではなく建具が痛みがちにもなります。
その両方を防ぐために、ドアストッパーを活用することをオススメします。

Door Monkey(ドアモンキー) ドアロック&ピンチガード

短くカットしたコーナーガードをドアの上部に取り付けて、ドアストッパー代わりに使う方法もあります。見栄えはあまりよくありませんが、簡易的な物で良ければ、このような代用でも十分でしょう。

まとめ

自宅内の子どもの怪我や事故防止に関するポイントとグッズをご紹介しました。

ただ、いくら怪我や事故の対策を行っていても、子どもとは大人が想像しないような突拍子無い行動をすることがあります。その結果、怪我や事故につながることも多々あります。その時には、なるべく落ち着いて対処してください。

突発的な事故も、事故防止グッズを利用していたことで、最小限の被害に抑えることができる場合もあるでしょう。ぜひ上手に活用して頂ければと思います。

白藤さつき
13年間正社員として勤務。お局街道まっしぐらと思いきや、予想外に結婚。はたまた予想外に3人の子を持つ子だくさん母となる。現在、肝っ玉母ちゃんライターとして活動中。

ライター紹介

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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