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2020.01.08
#子育て

「片付けなさい!」と言わないママになれる?!子どものお片付け事情・理想と現実

子どもがハイハイする時期を過ぎてから、まったく何年言い続けているんだろうと思う「片付けなさい!」という言葉…。思わずため息をついてしまうママも多いのではないでしょうか?

かく言う筆者もカレコレ10数年…言い続けています(苦笑)。

いまだに日々、私の頭を悩ます問題ではありますが、その分、色々模索し情報も見てきました!

ここではそんな筆者が集めた情報・実践したことなども踏まえ、ご紹介していきたいと思います。

自らお片付けする子になるために!

「片付けなさい!」と言う前に我が子が片付けてくれたら…もう、まるで夢のようなシチュエーションですよね!どうしたら、そんな風に、自らお片付けをしてくれる子になるのでしょうか?

幼少時代は「片付けさせる」より「一緒に片付ける」

ある程度の年齢までは、お片付けを『習慣化』させることが、とても大事だと思うのです。

子どもには『遊ぶ』と『片付ける』はワンセットだと思ってもらう…そうすることで、自然な流れとしてお片付けが習慣化されていきます。

その一歩として、幼児の時期は親がその姿を具体的に見せてあげることが大切です。
「片付けなさい」と言うだけではなく、その姿を具体的に見せてあげることで、子どもに「お片付け」をイメージしやすくします。

そしてお片付けをする際に、親が全て片付けてあげるのではなく、あくまで「一緒に片付ける」ようにします。しかも、「楽しそうに片付ける」のが大切なポイントです。

「お片付けは、嫌なこと・面倒なことじゃないんだよ」というイメージを、子どもに持ってもらえるようにしましょう。

片付けは「キチンと」より「ザックリと」

お片付けは種類ごとにキレイに分けたり、本も高さ順もしくは項目順にキッカリ分けたり…そんな整理整頓されたお片付けは理想ですが、子どもにとって、特に幼少時代には若干ハードルが高いものです。

キチンとお片付けするより、ザックリとお片付けできれば良しとしましょう。

さらには、そのお片付けできる環境を整えてあげると良いでしょう。

例えば、大きめの箱1~2個くらいでまとまるように「お片付けボックス」を準備してあげる。また、そのお片付けボックスには、何を入れたら良いか絵や写真をボックス前面に張って、視覚的にも分かりやすくしてあげる…といった方法がおすすめです。

手間はかかりますが、そのお片付けする環境を親が準備してあげることが大切なのです。

便利なお片付けグッズ&アイデ

ここでは、お片付けグッズやアイデアをご紹介します。

プレイマットにもなる巾着型お片付け袋

プレイマットでありながら、遊び終わった後は、おもちゃをマットの上に置いたままギュッと絞ればお片付け完成!…という、なんとも便利なお片付け袋です。

チヤミ おもちゃ収納袋 収納 バッグ プレイマット ベビージム 収納マット お片づけ お出かけ(三角形)

これなら、お片付けは紐を引っ張るだけという手軽さです。
急な来客の時にも、サッと片付けられるので便利ですね。

片付け場所を目線から外す

「何となく部屋がゴチャゴチャしている…」片付けていてもそんな風に見えてしまうのは、目線に入ってしまうから。

おもちゃを片付ける場所を、目線に入らない位置にしてしまうのも、部屋をスッキリ見せる収納術です。

例えばハンモック。ぬいぐるみなどのかさ張って場所を取るけど軽めのおもちゃの場合には、部屋の上部に取り付けたハンモックに入れることで、目線より上に収納するという方法もあります。

おもちゃハンモック 収納ネット 吊り下げ式 子供玩具収納 ぬいぐるみ用 お風呂用 多用途 子供 部屋 室内 用 収納 片付け(213150150cm)

ハンモックを取り付ける場所は、部屋の入口上部なら、さらに目線に入りづらいのでおすすめです。

また、逆に目線より下に収納する方法でカバーすることもできます。

例えば、カラーボックスの入り口部分を上にして置きます。選ぶカラーボックスは、奥行きが自分の膝下以下のタイプを選ぶと良いでしょう。
ここにおもちゃをポイポイ入れていく感じですね。

フタを作ってしまうと「閉まらない~(汗)」となってしまうと思いますので、あえてフタは作りません。
もし気になるようであれば、布を1枚準備します。それをふんわりと掛けるだけで、見た目的にずいぶん変わります。

わが家のお片付け事情の現実…

我が家にいる3人の子ども達(14歳男、12歳男、4歳女)ですが。

長男・次男が幼少の時期から、自分でお片付けできるように母なりに気を付けていたつもりです。
ですが…、中学生になった現在、毎日のように「片付けなさい!」と言っている母です(苦笑)。

いえ、それでも小学校低学年くらいまでは、帰宅したら所定の場所にランドセルを置いて、自分の本はミニ本棚へ片付け、脱いだ靴下は洗濯機へ…とやっていたので、母の私としてもお片付け習慣は身に着いたものと思っていたんです。

ところが中学生にあがって自室を持つようになってから、どうも様子が変わってきました。

自分のスペースを自分で好きなように使うようになり、それは「自分が分かっているからいい」という状態(母から見たらグチャグチャ)になっています。

小さい頃の習慣付けがそのまま活かされるだろうと思っていたのに、どうも我が子は違ったようです…。

ちなみに、次男はそこまでグチャグチャではありません。
4歳の娘は「ご飯だよー」と言えば、自分で遊んだものは自分のおもちゃ箱に閉まってくれるので、母としては大変楽させてもらっています。

この違いの差を個性として考えて良いのかどうか、日々悩む母なのでした…。

まとめ

子どものお片付けについてのアイデアと、我が家の現状をお伝えしました。

お片付けの習慣に限らず、思春期になり自我が出てくると、なかなか親の思い通りにはいきません。

でも、幼い頃に身に付けた習慣がまったく役に立たないかというと、そういう訳ではないと思っています。

何故そう思うかというと、学校の様子です。

授業参観に行くと、息子の机や棚はキレイに整えられています…。「なんで学校では片付けできて、自分の家ではできないんだ?!」と言いたくなりますが(笑)、彼は彼なりにTPOをわきまえているのかもしれません。

幼少時期の子どもには、まず、お片付けは楽しいもの…という認識を持つように、働きかけていくことをおすすめ致します。

そして親もともに楽しくお片付けすることができ、キレイなお家を保てたら、良いですよね。

白藤さつき
13年間正社員として勤務。お局街道まっしぐらと思いきや、予想外に結婚。はたまた予想外に3人の子を持つ子だくさん母となる。現在、肝っ玉母ちゃんライターとして活動中。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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