「正直、布おむつってどうなの？！」そんな素朴な疑問を徹底追及！

赤ちゃんをお家に迎える準備というと、もっとも初めに思い浮かぶものはなんでしょうか？

ミルクと哺乳瓶？ベビーベッド？さまざまなものが思い浮かぶと思いますが、「おむつ」と言う方も大勢いらっしゃっるのではないでしょうか。

おむつは赤ちゃんにとって必需品。生まれてから2～3年間は誰でも必要になるアイテムです。

そして、おむつには大きく分けると「紙おむつ」と「布おむつ」の２つのタイプがあります。
現在は紙おむつが主流ではありますが、布おむつを使っているお宅もまだまだあります。

今回は、この「布おむつ」に注目して布おむつのメリット・デメリット、そして使い方などについてご紹介していきます。

布おむつのメリット・デメリット

最初にご紹介するのは「布おむつのメリット・デメリット」です。紙おむつとは異なる、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

布おむつのメリット

布おむつの最大のメリットとしてよく耳にするのは「経済的」という点です。

紙おむつのように使い捨てではなく、洗濯して再利用するので経済的であると言われています。

また「赤ちゃんのおむつが取れるのが早い」と言われるのも、布おむつを利用している赤ちゃんです。こちらもメリットと言えるのではないでしょうか。

実際、筆者の友人で3児の母であるママ友が布おむつ派なのですが、そこのお宅の娘さん達はみんなおむつはずれが早かったと記憶しています。だいたい1歳前後にはトイレに座りはじめ、1歳半にはスッキリとしたパンツ姿になっていました。

また、そのママ友に聞いた話の中で感じた別のメリットもご紹介します。それは「緊急時に強かった」という点です。

2020年の春、新型コロナウィルスの影響でトイレットペーパーなどの紙類が不足した時のことを覚えていますでしょうか？その際、多くの店舗で紙おむつも品切れの状態が相次ぎました。

SNSでも赤ちゃんを抱えた多くのママ達が、紙おむつを買えずに困っている姿が多く目に留まりました。

でも布おむつだったママ友は特に困ることは無く、通常通りに過ごしていた姿が印象的だったのです。

【布おむつのメリット】

• 経済的
• おむつはずれが早い
• 緊急時に強かった

布おむつのデメリット

次にご紹介するのは、布おむつのデメリットです。

もっとも大きなデメリットと言える点は「手間が掛かる」という点ではないでしょうか。布おむつは洗わなければいけません。
また、紙おむつほど吸収性が良いわけではありませんので、頻繁におむつを交換しなければいけないという、なんとも手間が掛かるという印象がとても強いです。

また、持ち運ぶという点では紙おむつよりかさ張る布おむつは「荷物が大きくなってしまう」という点も、デメリットと言えるでしょう。

布おむつはおむつ部分の布だけではなく、おむつカバーも必要になりますので、余計荷物がかさ張ります。
また交換後も、紙おむつのように捨ててくることができませんので、常に持ち帰らなくてはいけません。

【布おむつのデメリット】

• 手間が掛かる
• 外出時の荷物がかさばる

布おむつの使い方

手間が掛かる点が大きなデメリットの布おむつですが、その手間も赤ちゃんとのコミュニケーションと思えば苦にならない…というママさんもいることでしょう。

そんな布おむつを試してみたいというママさんのために、こちらでは布おむつの使い方をご紹介します。

【準備する物】

• 布おむつ（輪型おむつ）
• おむつカバー（外ベルトタイプ）
• 洗濯用バケツ

※布おむつは「輪型」以外にも「成形型」「一体型」などがあります。また、おむつカバーもパンツタイプなど、いくつか種類がありますが、今回は、布おむつはもっとも昔からある「輪型」、おむつカバーは新生児がもっとも利用する「外ベルトタイプ」でご紹介します。

【おむつのあて方】

1. 布おむつを赤ちゃんの大きさにあわせて、縦に三つ折り（もしくは二つ折り）にします。
2. おむつカバーの上に布おむつを置きます。
3. 布おむつをカバーの大きさにあわせて、端を折ります。（女の子の場合は後ろ部分、男の子の場合は前部分が厚くなるように折ると良いでしょう。）
4. 赤ちゃんをおむつカバーの上に寝かせます。
5. おむつカバーのベルトを止めます。

使用済みの汚れたおむつは、準備したバケツで浸け置き洗いした後に、まとめて洗うと良いでしょう。

バケツには重曹やおむつ用洗剤を溶かした水をはっておくと、後からの洗濯も楽になります。

なお、おむつカバーは浸け置きすると防水加工が弱くなってしまいますので、布おむつとは分けて洗濯することをおすすめします。

まとめ

布おむつのメリット・デメリット、そして布おむつの使い方について、ご紹介しました。

布おむつと聞くと、昔ながらの日本の良妻賢母（白かっぽう着姿）をイメージするのは私だけでしょうか？
でも、先にご紹介した3児を布おむつで育てたママ友は、白いかっぽう着姿とは想像のはるか先にいるような真逆のタイプです（笑）

ということで、イメージに囚われることなく使ってみたいと思ったらチャレンジしてみると良いと思います。

不便そうに思えて、実は便利な布おむつ。
興味が沸きましたら、ぜひ一度試してみてくださいね。

白藤さつき
13年間正社員として勤務。お局街道まっしぐらと思いきや、予想外に結婚。はたまた予想外に3人の子を持つ子だくさん母となる。現在、肝っ玉母ちゃんライターとして活動中。